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機動戦士ガンダムSEED DESTINY the oath
星屑の戦場
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「推進式も未だだと聞いたが...仕留めさせてもらう!」
自身の搭乗するMAーエグザスのコックピット内でネオ・ロアノークはそう決意を言葉にした。
前回は赤いザクにしてやられたが、そのザクは今はステラ達が足止めしている為、援護には戻れない。加えて敵艦は小惑星の岩塊に阻まれ航行はおろか、MSの発進進路も確保できない。
「戦艦は足が止まったら終わりだ。よーしお前達!一気に沈めるぞ!」
『了解!』
僚機のダガーLに指示を出しながらネオはミネルバとの距離を詰めていく。
次の瞬間、ヨーンのダガーLが巨大なビームに貫かれ炎に包まれた。
「ヨーン!」
ネオは思わぬ方向からの攻撃に戸惑いながらも、直ぐに索敵を開始してヨーンをやった正体を補足した。
無数のデブリの奥に、巨大な砲身を構えたグレーの機体が姿を表した。
「ダガーL撃破!次!」
『敵座標入力!索敵追尾システムをリバティと同調!』
『ブルー15マーク7ブラボーにダガーL!ゼラ今だよ!』
コックピットのモニターにはミネルバから送られてきた敵の位置や、狙撃に必要なデータが表示されていた。
「照準完了、オルトロスチャージ70%...照射開始!」
リバティの持つ長距離ビーム砲オルトオスからビームが照射され、その極光にダガーLは包まれ消滅した。
「今だミネルバ!」
直後、ミネルバが激しい爆発をともないながら岩塊を吹き飛ばし動き出した。爆発の際に生じた粉塵が消えた頃にはミネルバの艦首に搭載された陽電子砲ータンホイザーが発車準備を終え、ボギー・ワンを捉えていた。
タンホイザーから放たれた光の奔流はボギー・ワンの右舷装甲を消し炭にした。
この状況から母艦が損傷するとは思っていなかったのだろう。敵MAが信号弾を上げ、撤退していく。
「さんざん好き勝手やっておいて、ただで帰れると思ってるのか?」
ゼラはビームライフルで敵の退路を塞ぐよう牽制しつつ、オルトロスで追撃を行う。
『っ!』
ネオは機体に急制動をかけて反転する。最大速度ではエグザスの方がリバティよりも優れているが、このまま反転して離脱を試みても後ろから撃ち抜かれてしまう事を、ネオは分かっていた。
状況は一気に最悪になってしまった。残っていたダガーLは落とされてしまい、ミネルバの足止めも失敗した。
『やれやれ、貴重なMSを2機もくれてやったんだ。見逃してくれても良いだろう?』
「何寝ぼけたこと言ってんだ?こっちは3機奪われたんだ。このままじゃ割に合わないだろ?」
ゼラはそう言いながらビームライフルを撃ちながらエグザスとの間合いを詰める。
「きっちり落し前着けさせてやる。覚悟しろ!」
『そ
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