決意を胸に
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ょ!あ、足手纏いだし…それに………」
「今だから言うけど、あの人が旅立った時、私もついて行こうと考えた…でも、まだ幼い貴女を連れて行く事も…残して行く事も出来ず、断念せざるを得なかった……確かに私は戦えないわ。間違いなく足手纏いでしょう!でも…話を聞いていると、リュカさんの側に居れば、アリアハンに残っているよりも安全なのではないですか?」
アメリアの決意は揺るぎそうにない…
アルルは説得の言葉が見つからず、困惑のままティミーへ目で助けを求める。
「お義母さん!確かに父は強く頼もしいです…しかし、あの人も万能ではない!大魔王へと近付けば、それだけ敵の強さも増して行きます…そんな状況で、素人を守りながら戦い続けるのは困難の極み!どうか考え直して頂けませんか?貴女にもしもの事があっては……「いいじゃねーか!行きたいって言ってるんだから、連れて行けばよ」
ティミーの台詞を遮って、アメリアの同行を擁護したのは、みんなの残したケーキを独り占めにして食べていたミニモンだった!
「お前の親父はバケモノレベルで強い…素人のおばさんが1人増えても、守りきってくれるぜ!如何なる困難も、どんな事態にも大丈夫だよ!」
普段口の悪いミニモンが、リュカの事を褒めちぎる…
果たして何を考え…何を成そうとしているのか…?
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