第二章
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「思わなかったわ、だからね」
「また制服着るんだ」
「そうするわ」
こう言ってだった。
葵は自宅で度々高校時代の制服姿になった、保志はその彼女を見てすぐに迫った。時には葵からそうして。
葵はその中でだ、今度は。
「今度はね」
「体操服なんだ」
「それもね」
下の方を見て夫に笑って話した。
「ブルマよブ・ル・マ」
「そうだね」
「もうどの学校にもないけれど」
葵が学生だった頃もだ。
「上は高校時代の体操服でもね」
「下は買ったんだ」
「通販でね。どうかしら」
「そんなの決まってるじゃないか」
夫は迷わなかった、一瞬でだ。
妻を後ろに向きにさせて壁に押し付けた、そのうえで言った。
「いいよね」
「いいわ、来て」
葵も拒まなかった。
「それじゃあね」
「今からね」
こうしてこの時も夫婦で楽しんだ、その後で夫は言った。
「いや、体操服にブルマもね」
「そそられるわよね」
「着る方もなんだ」
「だってブルマって下着じゃない」
こう言うのだった。
「だからね」
「いや、二十代後半で色気もあって」
夫は服を着つつ部屋ぎに着替えている妻に話した。
「しかも自分の奥さんがってなると」
「私だからなの」
「そうだよ」
それ故にというのだ。
「もうそれがね」
「そそられるの」
「うん、だから制服だけじゃなくて」
「ブルマもなのね」
「いいね」
「じゃあこっちもまた着るわね」
葵も頷いた、そしてだった。
制服だけでなくブルマもその中に入った、こうなるともう二人共特に葵に歯止めが利かなくなってしまい。
ナースにボンテージ、チャイナドレスにテニスウェアにボディコンにとなっていった。そして今回は。
「どう?」
「今度はそれなんだ」
「そうなの」
黒のバニーガール姿だった、網タイツも身に着けている。
「今日届いたばかりよ」
「そうなんだ」
「どうかしら」
「いや、それもいいね」
バニーガール姿で自分の前にいる妻に答えた。
「それじゃあ」
「ええ、今日もね」
「来てね」
「そうするよ」
妻に答えてだった。
今回も妻に迫ったが不意にだった。
妻が来た、そのうえで。
夫を押し倒してだ、彼に跨って言ってきた。
「私の方がね」
「まさか」
「そのまさかよ、我慢出来なくなったわ」
息を荒くして夫を見下ろして言うのだった。
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