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転生!DRAGONBALL THE WORLD!!
ナメック星編
第十三話 スピリット・オブ・サイヤン
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たれるがその光線は気弾にはじかれ行き先を変えた。

フリーザが目を向けた先には悟飯とクリリンがフリーザに向けて気弾をうっていた。

「さっきからちょろまかと...うっとおしいハエどもが?」
ついにフリーザの怒りが度頂点に達した。
だがフリーザは後ろから何者かに羽交い絞めにされた。

「な...何だ?」
フリーザは狼狽えた。

「フリーザ。俺たちサイヤ人をなめすぎたらしいな。」
羽交い絞めにした本人、バーダックはあざ笑うかのようにフリーザを挑発する。

しかしフリーザも冷静さを取り戻し冷酷に
「ふふふ...面白い冗談を言うものだ。この程度の力で僕が逃げられないとでも思ったのかい?」

フリーザが振りほどこうと力を入れるがバーダックは体制を崩さないどころかより力を入れてフリーザを絞める。

「貴様...どこにこんな力を...」

「俺たちサイヤ人にな...限界なんかねぇんだよ?」
バーダックは白き気のオーラを出しフリーザを拘束する。

「カカロット!とっとと元気玉というやつを完成させちまえ?」

「バーダック?でもそしたらおめぇ事やっちまうじゃねぇか?」

「上等だ。どうせあの時...俺は死んでいた。だが、フリーザを俺たちサイヤ人の手で葬れて死ねれるなら...あいつらへの土産話にでもなるだろ。」
バーダックは亡き仲間に思いをはせ一層力を強くする。

「バーダック...おめぇの覚悟はよくわかった。」
悟空は一瞬さみしそうな顔をするが、表情が喜びのものに変わった。
「溜まった...溜まったぞ!元気玉が?」

「よっし、カカロット。とっととぶつけちまえ?」

フリーザは必死に抵抗をし藻掻く。だがバーダックは無理やり押さえつけている。
(ちくしょう...こんなところで...死ねるかぁ?)

フリーザは唯一空いている尻尾でバーダックの顔をぶったたき、少し力が緩んだところで今度は逆に尻尾で拘束し投げ飛ばした。

「ぐわーーーーっ?」

「ゼェ...ハァ...キェェェェェイ?」
息を荒くしながらもフリーザは悟空のいる方へ振り向きデスビームを放つ。

フリーザの放ったデスビームは振り向き様に放ったものだが、正確に悟空の左肩を打ち抜いた。悟空は苦悶の表情を浮かべ...

――――元気玉は崩壊した。

気のコントロールが崩れ逃げ場を失った元気のエネルギーは空中で分散し巨大な爆発を起こした。

それは広範囲に及び辺りに強風を巻き起こしたが、俺らには敗北を告げる鐘にしか聞こえなかった。

(元気玉が....)
皆が絶望の表情を浮かべる中フリーザのみが嘲笑っていた。

「残念だったな。貴様たち。せっかく全員で攻撃したというのにこの様とは。」

俺たちはフリーザに殴りかか
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