暁 〜小説投稿サイト〜
機動戦士ガンダムSEED DESTINY the oath
戦火の兆し act2
[2/8]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
中。A55M6警報を発令。ドッグダメージコントロール要員は待機願います」
ミネルバが固定されていたアームが外れ。コロニーの地面が。宇宙へと繋がる扉が開いていく。
「発進ゲート内減圧完了。艦長、いつでも行けます!」
「機関始動!ミネルバ発進する!」
宇宙へ繋がる最後の扉、ハッチが解放されミネルバはその船体を宇宙へと放り出した。
「索敵急いで!インパルス、リバティ、ザクの位置は!」
艦長のタリアが声を緊張感をもった声で指示を飛ばす。索敵担当のバートがハッとしたようにモニターを確認し、艦長へ報告をする。
「インディゴ53、マーク22ブラボーに不明艦1!距離150!」
艦長によりその敵艦はボギー・ワンというコードネームを割り振られた、やはりアーモリー・ワンのすぐそばに潜んでいたらしい。
メイリンもすぐさまボギー・ワンのいる宙域へ索敵を絞る。
「同157マーク80アルファにインパルス、リバティ、ザク!交戦中のもよう!」
「呼び出せる?」
「ダメです!以前電波障害激しく。通信不能!」
「敵の数は?」
「1機です。でもこれは...モビルアーマーです!」
『くそっ!...あいつらいったい何処にっ!?』
『シン!いったん戻りましょ?』
「ルナマリアの言う通りだ。こんな当てずっぽうで探しても見つかるはずがない」
勢いで飛び出してきたが、Nジャマーの影響でレーダーも当てにならない中、目視で敵機を探すには宇宙空間は暗く、そして広すぎる。
シンもそれは分かっているのだろう。モニターに写った彼の顔は苦虫を噛み潰したようだった。
『さて、シンも落ち着いたようだし。戻るとしますか!』
『なっ!?何言ってるんだよ!俺はずっと落ち着いてっ!』
2人の痴話喧嘩を聞きながらゼラも戻ろうとした時だった。突如全身を悪寒のようなものが駆け巡った。
その感覚はゼラ自身でも正体は分からないが、段々と悪寒が強くなり、気付けば二人に向かって叫んでいた。
「シン!ルナマリア!今すぐ散開しろ!!」
『え?ゼラ?何を言って...』
そう呟きながらシンは怪訝そうな表情を浮かべたが、ゼラが本気なのを悟ったのだろう、機体をその場から退避させたが、ルナマリアは一瞬反応が遅れてしまう。
こちらにビームが撃たれているのを認識した時にはルナマリアは回避も防御も間に合わないタイミングだった。
「ボサッとしてんじゃねぇ!」
間一髪のところ、ゼラのリバティがカバーに入り、シールドでビームを防いだ。
『ゼ、ゼラ...ありが「礼なんざ後で良い!次が来るぞ!」』
次の瞬間、3機のすぐ横をマゼンダ色をした見たこともないMAが駆け抜けていった。シンが
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ