第七十五話 天下茶屋その七
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まずはひのきしんでした、それが終わると教会長さんも私を連れて来てくれた杉浦さんや白石さんがにこにことして新一君に言いました。
「それじゃあね」
「千里ちゃんと宜しくね」
「ゆっくりしていくんじゃよ」
「はい、じゃあ先輩今からお願いします」
何か今新一君がワンちゃんに見えました。
へっへっへ、という感じで尻尾をぱたぱた振っているみたいに。そんな感じで私に笑顔で言ってきました。
「今日は」
「ええ、こちらこそね」
そんな新一君を変に思いながら応えました。
「お願いするわね」
「ではひのきしんを」
何か普段以上にでした。
新一君はいさんでひのきしんをしました、普段からひのきしんにもいさんでいる子ですが今日は尚更でした。
いさんでひのきしんをして終わるとでした。
「じゃあ行きましょう」
「今からよね」
「そうしましょう」
「何か新一君変よ」
今もワンちゃんみたいなのでこの子に直接言いました。
「凄く嬉しそうで期待していて」
「それはまあ大叔母さん達に会ってもらうんで」
「それでなの」
「僕の掛け替えのない人達ですから」
だからだというのです。
「当然です、商店街も案内出来ますし」
「そのこともあってなのね」
「そうです、それじゃあ」
今からというのです。
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