第百四話 八月の終わりその十三
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
とだ、母は咲に話した。
「少なくとも何も努力しないよりはね」
「いいわね」
「そう、だから咲はお勉強でも何でもね」
「努力していくことね」
「いい人生を歩む為にも」
今話している様な空虚で無意味なそれを送らない為にもというのだ。
「いいわね」
「真面目にね」
「努力していってね」
「そうするわ、そんな人にはなりたくないから」
咲は心から思って言った、そしてこの日もしっかりと予習復習をした。咲は少なくとも努力は続けていた。
第百四話 完
2023・3・23
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ