第五幕その七
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「驚くからな」
「それで、ですね」
「それも楽しむのじゃ」
「オズの国だからね」
魔法使いは笑って言ってきました。
「中にいる妖怪は本物だしね」
「あっ、そうですね」
「オズの国ですから」
「妖精も妖怪もいますから」
「そうしたお国なので」
「お化け屋敷にいる妖怪達もですね」
「本物だよ、ただ妖怪もね」
その彼等のことをです、魔法使いはさらにお話しました。
「楽しい人達だけれど」
「はい、それでもですね」
「いきなり出られるとですね」
「やっぱり怖いですね」
「どんな人達もそうで」
「妖怪もですね」
「そうだよ、ただ怖いにしても」
それでもというのです。
「面白いからね」
「だからですね」
「今からですね」
「お化け屋敷にも入って」
「そうしてですね」
「楽しむんですね」
「そうしようね」
笑顔でお話してでした。
皆でそのお化け屋敷に入りました、そうするとです。
暗くておどろおどろしい日本の自然や建物の中にです。
色々な妖怪達がいて驚かしてきます、それを見てアン王女は洗って言いました。
「いや、いきなり出て来てね」
「驚きーーますーーね」
「このスリルがね」
チクタクに笑顔でお話します。
「いいわね」
「そうーーですーーね」
「驚いたりすることも」
こうしたこともというのです。
「これはこれでね」
「楽しいーーですーーね」
「そうなのよね」
「だからテーマパークでもじゃ」
リンキティンク王も驚いて笑いつつ言います。
「お化け屋敷があるのじゃ」
「驚いてそれを楽しむためにだね」
「そうなのじゃ、実に楽しいぞ」
リンキティンク王はお化け屋敷の中でもお腹を抱えて笑って言います。
「こうした場所もな」
「ここかなり本格的ですが」
恵梨香が言ってきました。
「本物の妖怪さん達がいるだけじゃなくて」
「広くて雰囲気も出ていて」
ジョージも言います。
「凄いですね」
「テーマパークの遊園地にも負けてないです」
神宝は断言しました。
「本当に」
「出店のものとは思えないですね」
こう言ったのはカルロスでした。
「本格的です」
「けれどそれだけあってです」
ナターシャは四人の考えを代表して言いました。
「楽しめますね」
「そうであろう、わしにはピンときたぞ」
まさにというのです。
「ここはよいとな」
「いやあ、リンキティンク王の直感は凄いね」
カエルマンも目を笑わせて言ってきました。
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