暁 〜小説投稿サイト〜
ドリトル先生と桜島
第五幕その六

[8]前話 [2]次話
「わかりにくくて」
「そこに入ってしまえば」
「もうだったんだね」
「わからなかったんだね」
「そうだったんだ」
 実際にというのです。
「それで秀頼さんもね」
「ここまで逃れた」
「そうした言い伝えがあったの」
「実際に」
「うん、ただ秀頼さんの息子さんは助かっていても」
 それでもというのです。
「秀頼さん自身はね」
「先生としてはだね」
「大坂の陣で自害した」
「そう思ってるんだね」
「そうだと思ってるよ」
 こう皆にお話するのでした、秀頼さんのものだというお墓の前で。そしてまた別の場所に向かいましたが。
 お昼でした、それでこの時はラーメンを食べますが。
「美味しいね」
「そうだね」
「鹿児島のラーメンも」
「評判だけれど」
「確かな味だよ」
「そうだね、このラーメンはね」
 先生は皆と一緒にラーメンを食べつつお話をします。
「鹿児島の名物でね」
「それだけの味はあるね」
「スープが濃厚な味で」
「それでいて食べやすくて」
「いい感じだよ」
「豚骨スープでね」
 スープはこちらです。
「いいね」
「九州のラーメンってこれよね」
「豚骨スープだよね」
「熊本もそうだし」
「特に博多が有名だね」
「長崎ちゃんぽんだってそうだしね」
「それが特徴だよ」 
 九州のラーメンのとです、先生も答えます。
「関西だとトリガラが多いけれどね」
「九州はこっちが主で」
「白いスープも多いね」
「豚骨だから」
「そうなっているわね」
「そうだよ、そしてね」
 先生はさらにお話しました。
「鹿児島は昔から豚肉を食べているよ」
「確か江戸時代でもそうだよね」
「豚肉食べていて」
「お肉を食べる文化があったのよね」
「そうなんだ、沖縄もそうだけれど」
 以前に行ったそちらもというのです。
「鹿児島もね」
「豚食べるね」
「名物だしね」
「それでね」
「そうなんだ、日本は地域の食文化の違いが結構あってね」 
 それでというのです。
「鹿児島ではだよ」
「昔から豚肉を食べていた」
「そうだね」
「そうだったね」
「そうだよ、じゃあお昼はね」
 是非と言う先生でした。
「ラーメンを食べようね」
「うん、是非ね」
「そうしようね」
「鹿児島のラーメンをね」
 豚のガブガブはトリガラでしたが他の皆と一緒にです。
 先生はその鹿児島のラーメンを楽しみました、ラーメンもとても美味しくて皆満足出来ました、そしてです。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ