第五幕その五
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「何と言ってもじゃ」
「お祭りはだね」
「最高に楽しいものの一つであるからな」
だからだというのです。
「午後はじゃ」
「そちらにだね」
「行こうぞ」
「ではね」
「ほっほっほ、楽しみじゃ」
リンキティンク王は心から言いました。
「午後ものう」
「それは何よりだね」
「いや、いつも笑えることはな」
これはといいますと。
「何よりもじゃ」
「いいことだね」
「うむ」
まさにというのです。
「最高のことじゃ」
「そしてお祭りもまた」
「楽しめてじゃ」
そうなってというのです。
「笑顔になれるからのう」
「いいね」
「うむ、ではな」
それならというのです。
「行こうぞ」
「お祭りにもね」
「そうしようぞ」
心から言ってでした。
今ははりはり鍋をはじめとした鯨料理に舌鼓を打ちました、そうしてです。
午後は実際に街にあるとても大きな神社に行きました、そうしてそこで様々な出店が並んでいるお祭りに参加しますと。
街の多くの人達が参拝をして出店のものを飲んで食べて楽しんでいます。そしてリンキティンク王もでした。
たこ焼きを買ってです、はふはふと食べて言いました。
「やっぱりじゃ」
「たこ焼きだね」
「この街でこうした場所ではじゃ」
カエルマンに食べつつ応えます。
「まずはのう」
「たこ焼きですね」
「これを食べずしてじゃ」
それこそというのです。
「はじまらんは」
「そこまでのものだね」
「そう思うぞ」
たこ焼きはというのです。
「わしはな」
「確かに美味しいね」
カエルマンもたこ焼きを食べて言います。
「この食べものは」
「そうであろう」
「手軽に食べられてね」
「しかも食べやすくてな」
「実に美味い」
「そうだね」
「だからじゃ」
それ故にというのです。
「こうした時はじゃ」
「食べるんだね」
「そうしてな」
さらに言うのでした。
「他のものもじゃ」
「食べるね」
「たい焼きもよいな」
こちらもというのです。
「甘いものもな」
「甘いものといえば」
ここでクッキーが言ってきました。
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