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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第三百五十七話 同盟 その1
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で警備を普段よりも強化しているはずだ、しかし、俺たちには、新たな同志がケーサツから奪った10丁の拳銃と、俺たちが所持している10丁の拳銃がある、全部で20丁の拳銃に、大量の自作の爆弾、俺たちは、まず間違いなく、勝てる?わかるか?」
倉都テツオの言葉に、カラーレスのメンバーたちが一斉に、拍手と歓声を上げる。
「そして今回のBEI軍基地殲滅作戦には、地方の反政府組織『カミカゼ』も協力してくれることになっている!カミカゼの皆さんは現在、BEI軍基地の前で大規模なデモ活動を行ってくれている、そして、俺たちの攻撃開始と同時に、BEI軍基地内への攻撃作戦に合流する予定である?わかるか?」
『カミカゼ』は俺たちカラーレスの活動をマスメディアを通して知った者たちが、結成した反政府組織である。
『カミカゼ』は、今回新たに増えた同志達とは違い、カラーレスが、BEI軍基地を襲撃する以前から、カラーレスの活動をリスペクトしてくれていた組織である。
『カミカゼ』は普段、BEI軍の言いなりになっている日本の浄化と革命を世間に訴えるデモ活動を中心に活動していたのだが、俺たちカラーレスのBEI軍基地襲撃作戦の成功をマスメディアを通して知り、奮起すると同時に、武器を持って戦う決心をしたらしい。
カラーレスのリーダーである倉都テツオは、今回のBEI軍基地殲滅作戦を実行する上で、最大の弱点であった、『人員の少なさ』を克服するために、情報漏洩覚悟で、『カミカゼ』にメールを通して勧誘を行い、同意の上で『カミカゼ』と同盟を結ぶことに成功した。
こうして、カラーレスの戦力は、新メンバーの加入と『カミカゼ』と同盟を結んだことで、大幅に強化された。
かつて、マイノリティーの集団だと、社会から揶揄された、カラーレスも、今や、数ある反政府組織の中でも、トップクラスの集団となった。
俺は、ギンコーを襲撃した大金で購入した、防弾チョッキとヘルメットと武器を装備して、ワゴンの中に入る。
今回のBEI軍基地殲滅作戦において、カラーレスは三つに分かれる。
一つ目はBEI軍基地内に攻撃を仕掛ける襲撃組。
ニつ目は逃走用のワゴンを運転する逃走組。
三つ目はカラーレスのアジトを警備するために廃屋に残った待機組である。
三つ目に関しては、BEI軍基地での戦闘状況が悪化したときのことを想定して、編成された予備の部隊であり、アジトの防衛も目的としている。
一つ目の襲撃組は15人で編成されている、一見少なく思えても仕方がないのだが、BEI軍基地の前でデモ活動を行っている『カミカゼ』のメンバーたち、約20人が戦闘に協力してくれることになっている。
対人戦に特化した装備をした人間35人による、BEI軍基地襲撃作戦。
数を誇るBEI軍基地を壊滅に追い込むためには、食料と武器が不足している今しか、攻撃のチャン
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