第一章
[2]次話
バトミントンはスポーツだ
香川明子は高校ではテニス部に所属している、日々部活で汗をかいているがよくクラスメイト達に言っていた。
「いや、テニスって物凄くね」
「身体使うわよね」
「左右に動いてラケット振って」
「ハードなスポーツよね」
「だからね」
茶色のやや癖のある髪の毛をポニーテールにしている、やや面長の顔で大きな丸い目と濃い眉を持っている。赤い唇は小さくよく日に焼けた顔で一六〇程の背で結構なスタイルである。
「膝とかね」
「注意してるのね」
「痛めない様にしてるのね」
「そうなのよ、激しいスポーツだから」
それだけにというのだ。
「気を付けてるわ」
「身体痛めたらスポーツ出来ないしね」
「それで引退する人も多いし」
「じゃあ明子ちゃんもね」
「気を付けていってね」
「そうしてやってくわ」
友人達に真面目な顔で話した、テニスが激しいスポーツということをわかっているからこそそうしていた。
そんな明子だがある日クラスメイトに誘われてだった。
テニス部と掛け持ちでバトミントン部にも入った、メインの練習はテニス部でしてよくバトミントンは試合とかに出てくれればということだったが。
バトミントンをしてみてだ、明子はすぐにわかった。
「バトミントンも膝とかね」
「ええ、痛めるわよ」
彼女を誘った友人の高知龍子はその通りと答えた、黒髪をロングにしている切れ長の目と細い互角系の顔の少女でピンクの唇は大きい。背は明子と同じ位で胸が目立っている。
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