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ようこそボンゴレ]世。実力至上主義の教室へ
クリスマスイブイブストーリーC
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はメイズ。

 

『雲』??雲の特性は増殖≠セが、その対となる『反雲』の特性は減衰≠ニなる。対象のあらゆる物を徐々に減少させる事ができる力を持つ。それはすなわち、個体や生命なら消滅させることも可能だということになる。冷気の色はマルベリー。

 

『雷』??雷の特性は硬化≠セが、その対となる『反雷』の特性は脆弱≠ニなる。対象の強度を極限まで引き下げる事ができる力を持つ。使用者の強化に適した雷と違い、反雷は敵の弱体化に適していると言える。冷気の色はスプルース。

 

『霧』??霧の特性は構築≠セが、その対となる『反霧』の特性は崩壊≠ニなる。霧が無いものを在るものとし、在るものを無いものとする幻覚を構築するのに対し、反霧は現うつつを崩壊させて、確かに存在していたはずの現実を幻と変えてしまう力を持つ。冷気の色はグレー。

 

 

 ??そして6つの属性を包み込む大空は……。

 

『大空』??大空の特性は調和≠セが、その対となる『反大空』の持つ特性は混沌≠ニなる。大空の調和が周囲と同調させることで対象を自然界に返す力を持つのに対し、反大空は対象を混沌の世界、つまり反世界に引き摺り込む。その結果、周囲や対象を無秩序で混沌とした形に変えてしまう力を持つ。冷気の色は全てを凍らす絶対零度、アブソリュート・ゼロ。

 

 聞いた感じではとてつもなく危険な力としか思えないが。本当に沢田家康は7?の力を使って戦っていたのか?

 

 弱者に危険が及びそうな力を使ったとは考えにくいんだがな。

 

「……とんでもねぇ力みてぇだが、沢田家康がそんな力を使ったとは思えねぇぞ」

「ほっほっほ! 当時のワシも同じ事を思ったわい。だからこそ最初は家康を止めたんじゃよ。でもの、家康はこう言い切りおったわ」

「?」

「どんな力も使い手次第。俺が本当に大空を体現した人間ならば、混沌の力に染まりつつも包み込んで正しく使えるはずだろ? ……とな」

 

 ……大空と謳われたT世らしい言葉だな。T世には安全に使いこなす自信があったということか。

 

「しかしだ。ボンゴレがU世に代変わりしたことで方向転換したように、自分達とは違う力の使い方をする者が出ないとは言い切れない。ゆえに、家康はあさり會を一代だけで終わらせたのじゃ。あさり會の事がボンゴレにもどこにも伝わっていなかったのは、危険な力を持つ7?の情報が不用意に広がらないようにする為だったわけじゃな」

「……じゃあ、あさり會の解散後は7?はどうなっていたんだ?」

「アンティ・おしゃぶりとアンティ・マーレリングは反転世界で保管され続けた。じゃが、アンティ・ボンゴレリングは最初に言った通りに2つの家系が家
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