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ようこそボンゴレ]世。実力至上主義の教室へ
クリスマスイブイブストーリーC
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両翼の専用アイテムへと変化した。右翼の石は白い花があしらわれた髪飾りと宝石が欠けた指輪へ。左翼の石は銀の懐中時計と宝石が欠けた指輪へとな」

「! なるほど、ハーフボンゴレリングみたいなかんじか」

「そうじゃ。大空のアイテムは指輪だった。両翼が半分ずつ生み出したんじゃよ」

 

 つまり、ボンゴレリングの対となる7?は指輪、髪飾り、懐中時計の3つのアイテムってことか。

 

「……なぁ、7?は7?とは反対の力を持っているんだよな」

「そうじゃ」

「それなら各属性の特性も違うのか?」

「! ふふふ……もちろんそうじゃ」

 

 タルボはこの質問を待っていたのか、ニヤリと笑いながら語り始めた。

 

「まず前提として、7?はマイナスのエネルギーを有している。対となる7?がプラスのエネルギーを持っておるからのぉ」

「7?は地球の生命体のバランスを保つものだから、この世界においてはプラスに働くからか?」

「その通り。つまりその逆の7?は反転世界においてプラスに働く。だがその力はこの世界においてはマイナスに働いてしまうのじゃよ」

「……」

「そして炎についても違う。この世界では死ぬ気の炎じゃが、反転世界では『希死念きしねんの冷気』となる」

「希死念の冷気?」

「そうじゃ、死ぬ気の炎は生体エネルギーが変換したもの。それは言い換えれば生きている生物にしか発せないエネルギーじゃ。そして生の逆は死。生きるために死を覚悟する死ぬ気ではなく、むしろ死を望んで生を捨てる覚悟をするのが希死念というわけじゃ。死ぬ気におけるプラス状態とマイナス状態が反転していると言えば分かりやすいかの。もちろん属性毎に放つ色も変化する」

 

 つまり簡単に言えば、反転世界では死ぬ気の零地点突破状態がプラスの境地で、ハイパーモードがマイナスの境地ということか。

 

 

 この世界においてマイナスに働き、死を望む力……それはどういう力なのだろうか。

 

 

 その後にタルボに聞いた説明によるとこうなるらしい。

 

 

『嵐』??嵐の特性は分解≠セが、その対となる『反嵐』の特性は改変≠ニなる。つまりは分解ではなく全く別の物質に変換してしまえる力を持っている。冷気の色はマーダー。

 

『雨』??雨の特性は沈静≠セが、その対となる『反雨』の特性は暴走≠ニなる。対象の能力や特性、人体なら細胞さえも暴走させてオーバーヒートさせる力を持っている。冷気の色はネイビー。

 

『晴』??晴の特性は活性≠セが、その対となる『反晴』の特性は途絶≠ニなる。対象のエネルギーの流れを堰き止め、活動を停止させる力を持っている。冷気の色
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