クリスマスイブイブストーリーC
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あるマーレリングの対となる存在も封印状態に陥っているんだ」
反転世界にも7?があるのなら、おなじように7つおしゃぶりと14個のリングがあるのだろうか。
というか、反転世界ではアルコバレーノ のような人柱は必要なかったのか?
「反転世界のおしゃぶりとボンゴレリングは今どうなっているんだ?」
「もちろん健在だよ。こちらの7?が正常なら、何もしなくても反転世界の7?は正常な状態を保たれるからね」
「じゃあおしゃぶりとリングはその辺にほっぽってるのか?」
「いや、正確にはおしゃぶりとリングではない。あれは私やタルボが7つの石を加工したものだからね。あちらでは今でも石のままのはずだ。ボンゴレリング以外はね」
(……ボンゴレリング以外は?)
最後の言葉が気になったが、チェッカーフェイスは話を続けている。
「反転世界の7?は、『7?』(アンティ・トゥリニセッテ)と呼ばれ、私の同胞がまだ10人以上いた時には稀に反転世界を誰かが訪れる事で簡単な管理だけはしていたんだ。しかし、同胞が私とシビラだけになった時。私はもう放っておいてもいいだろうと考えた。反転世界には生物はいないし、反転世界に行けるのは私達や特殊なアイテムを持っているタルボだけだ。何者も『7?』に手は出せないと判断してね。しかし、シビラはボンゴレリングの対となる石だけはこちらの世界に持ってくるべきだと言い出したんだ。まぁ石のままなら新人類には扱えないし別にいいかって事で、ボンゴレリングの対となる石のみをシビラに預け、他は反転世界で7属性の炎によるバリケード付きの箱に入れて置いておく事になった」
「……それで、シビラはその石をどうしたんだ?」
「すまないが、私はシビラと喧嘩別れをしていてその先の事は知らないんだ。ここから先はタルボに聞いてくれ」
チェッカーフェイスからタルボへと語り手が移り、話は続いていく。
「ふむ。シビラが預かった石は、ボンゴレを引退して帰化しようとしていたジョットへと手渡されたんじゃ。あなたにとって必要になると予言を残してな」
「じゃあ、ボンゴレリングの対となる石は日本に渡ったんだな?」
「ああ。沢田家康に改名した後もジョットが持っていたのじゃ」
「……T世はその石をどうしたんだろうな。……まさかツナの家にあるとかじゃねぇよな」
「ほっほっほ。もちろん違うぞ。その石は形を変えてどこかの家系が持っておるはずじゃ」
「は? 何処かの家系?」
「そうじゃ。家康の両翼の子孫の家系がな」
「!」
両翼の子孫? つまり、堀北と綾小路の家が持っているってのか?
「懐かしいのぉ。ある日に
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