龍園VSツナ@
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連絡が入りました。位置情報追跡中です』
『木下美野里の端末から緊急連絡が入りました。位置情報追跡中です』
『櫛田桔梗の端末から緊急連絡が入りました。位置情報追跡中です』
『佐倉愛里の端末から緊急連絡が入りました。位置情報追跡中です』
『長谷部波瑠加の端末から緊急連絡が入りました。位置情報追跡中です』
『王美雨の端末から緊急連絡が入りました。位置情報追跡中です』
『佐藤麻耶の端末から緊急連絡が入りました。位置情報追跡中です』
『椎名ひよりの端末から緊急連絡が入りました。位置情報追跡中です』
『軽井沢恵の端末から緊急連絡が入りました。位置情報追跡中です』
『一之瀬帆波の端末から緊急連絡が入りました。位置情報追跡中です』
「……これは……急がないと!」
全ての通知を確認した俺は、清隆君達と合流するべくケヤキモールへと急いだ。
?? ケヤキモール入り口 ??
「綱吉!」
「あ、皆!」
ケヤキモールの入り口に行くと、明人君が声をかけてくれた。
俺は走って3人の元に駆け寄った。
「……それで、どうする?」
「今だに連絡は取れないしな」
「……綱吉、さっきの続きを聞かせてくれ」
清隆君にそう聞かれ、俺は審議の場に帆波ちゃんが来なかった事を話した。
「……そうか。一之瀬もいないのか。それは妙だな」
「ああ。偶然にしては出来過ぎだな」
「何かに騒動に巻き込まれてる可能性が高いだろ」
「だな。最近のCクラスの動きを垣間見てもそう思える」
「……綱吉はどう思う?」
「……皆の考えで合ってると思う」
俺は、自分の端末に10人から緊急連絡が入ってる事を話した。
「! じゃあ愛里も波瑠加も、綱吉に助けを求めたって事か?」
「それだけじゃない。Dクラスじゃない奴が2名も混ざってる。しかもCクラスだ。これが龍園の企みなら、自分のクラスメイトも被害に合わせることになるぞ?」
「……龍園ならそうしてもおかしくないよな」
「うん、そうだね」
だんだんと啓誠君と明人君の顔色が悪くなっていく。
「……どうするか」
「警察を呼ぶか?」
「いや……ちょっと待って」
警察を呼ぼうとする明人君を止める。
「警察沙汰にしたら、Dクラス全体にも被害が及ぶよ。Cクラスの事だ。何かしら理由をつけてDクラスを悪者にしてくるはずさ」
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