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ようこそボンゴレ]世。実力至上主義の教室へ
龍園VSツナ@
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…」

「いいぞ。ほらもっと泣け、もっと叫べ。許してくれと懇願しろ!」

「いやぁ、もう止めてぇ!」

 

「……り、龍園さん」

「……最悪すぎる」  

 

 龍園の姿を見て、石崎も伊吹も言いようのない嫌悪感や恐怖を感じていた……。

 

 

 

 ?? 午後3時。会議室外 ??

 

 

「……ありがとうございました」

「ああ。ご苦労だった」

 

 バタンと会議室の扉を閉め、俺は廊下に出た。

 

 一人になるなり、俺は深いため息を付いた。

 

「……はぁ〜」

 

 予定では5分くらいで証明完了できる予定だったのに、坂上先生から付けられるだけイチャモンを付けられてだいぶ長くなってしまった。

 

「……もう映画の時間になっちゃう。でも、今日は行けないなぁ」

 

 帆波ちゃんを探すから行けないと連絡をするべく、ポケットから学生証端末を取り出す。

 

 ……すると。

 

 ??プルルルル。

 

「! 電話だ。しかも清隆君だ」

 

 ナイスタイミングで清隆君から着信が入った。

 

 ついでに俺の用件も伝えようと、着信に出る。

 

「もしもし、清隆君?」

「ああ。……審議は終わったか?」

「今終わったところだよ。……それでね、映画なんだけど」

 

 俺が用件を告げようとするも、先に清隆君が話始めた。

 

「綱吉。待ち合わせ場所に愛里も波瑠加も来ない」

「……え?」

「俺達は数十分前に集まる予定だったんだが、まだ2人が来ないんだ。電話しても繋がらない。……どこにいるか知らないか?」

「……ごめん。分からないんだ」

「そうか……」

 

 ……帆波ちゃんに続き、愛里ちゃんと波瑠加ちゃんも連絡が取れない?

 

 ……これは偶然なのか?

 

 俺が考え込んでいると、清隆君は話を続けた。

 

「……今3人で話し合って、ちょっと探してみようって事になったんだが……お前も来れるか?」

「あ、うん。俺も今から人探ししようと思ってた所だったんだ」

「お前も? ……誰をだ?」

「とりあえず合流しよう。今からケヤキモールの入り口に来れる? そこで話すよ」

「わかった。今から向かう」

「ありがとう。じゃあまた後で」

 

 ??ピッ。

 

 清隆君との通話を切ると、俺は大量の通知が溜まっている事に気づいた。

 

 そして、その通知は全てが緊急連絡の通知だった……。

 

『堀北鈴音の端末から緊急
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