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転生!DRAGONBALL THE WORLD!!
ナメック星編
第十二話 惨状と希望
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うってわけじゃあないだろうな?」
「安心しろ、お前をべーズに同化することもできる。私はただのお前のパワーアップのためのきっかけだ。頼む。」
「そこまで言うなら試してやろう。」
「ありがとう。では俺に胸に手を当てろ。そうすれば同化できる。」
「こうか?」
その瞬間ネイルは消えピッコロに何やら気が入っていくのが見えた。
「なんという力だ...!!信じられんほどのすさまじい力が...これが同化というやつなのか...!!」
「いくぞ、ワサビ。今なら何とかフリーザにも食い下がれそうだぜ...」
「ああ、わかった。」
ワサビはピッコロと融合した友に思いをはせフリーザの元へ再び進んでいった。
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ある機械の中、一人の戦士は体を治癒するために緑色の液体の中で睡眠をとっていた。
ピーピーピーと耳をつんざくような機械音がし、ついにその男の意識が覚醒する。
(治った?)
男は機械を突き破り外へと出る。
戦場は近い。味方の気はどんどんと減っている。彼は仲間の安否を祈りながら急いで空を飛行した。
「さてと、やっと静かになったかな。」
フリーザは辺りを見渡してそう言った。
その場には気絶している悟飯とクリリン。何度も戦いを挑んだが敗れた勇ましいサイヤ人2人の倒れる姿があった。もしも相手がフリーザではなかったら勝っていただろう。それほどまでに戦闘力の差は絶望的だった。
どんなにフリーザがハンデをつけようと一瞬で刈り取られる意識。
勝ち目のない戦いを挑まされる恐怖。既にたった一人意識のあるベジータの戦意は0になっていた。
「この程度か、サイヤ人も。超サイヤ人というのも幻想に過ぎなかったんだね。
唯一なれそうだったベジータもこのザマとはね。」
フリーザが嫌味を飛ばすがベジータにはそんな声は届かなかった。
無意識のうちに声を遮断していたのだろう。
しかし無視をされたフリーザは少しいらだった。
「ベジータの癖にこの僕を無視するとは...いいご身分だね?」
フリーザが空を指で切るとそこから斬撃性の気の刃が飛ぶ。
それはベジータの足元に着弾し爆風でベジータを岩壁にたたきつけた。
ベジータは仰向けで地面にひれ伏した。
「もう戦意喪失しちゃったか。ちょうど僕も飽きてたところなんだよね。
死ね?」
フリーザから気がはなたれた。
だがそれはベジータにあたることはなく一人の男に阻止された。
「貴様は...」
ついに山吹色の道着をきた青年。孫悟空はフリーザと相まみえた。
「やっと現れたか。」
ベジータは孫
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