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転生!DRAGONBALL THE WORLD!!
ナメック星編
第十一話 食らいつく龍の牙
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俺とネイルは二人がかりでフリーザに歯向かう。
ネイルは左腕を伸ばしフリーザを捕まえた。
だがネイルはうっとおしいといわんばかりに左腕を破壊する。
だがそれはネイルの作戦通りであった。
「貴様に殺されたナメック星人の怒りを思い知れ!ナメックブラスト!」
ネイルは目から気功波を放ちフリーザに命中させる。
「こんなもの!全く効かんわ?」
フリーザは場違いなネイルに怒りを露わにする。
「それはどうかな?」
ネイルが時間を、集中を稼いだくれたおかげで俺が不意打ちを入れることができた。
俺はフリーザを蹴り飛ばし再び腰に両手を合わせる。
今度は変化技ではない。正真正銘の...
「20倍...いや、25倍かめはめ波だぁぁぁぁぁぁ!!」
暴風のような気がフリーザを呑む。
「くたばりやがれ!!」
体が限界を伝え筋肉が暴走する。だけど俺はかめはめ波を打つのをやめない。
フリーザの姿が見えなくなった後に、俺はすべてを解いてその場に伏せた。
ネイルも消耗が激しくその場に倒れたようだ。
息をするだけでも苦しく、気が一気に抜けていく感覚があった。
だが世界とは残酷で、今一番見たくない顔を見ることになる。
「全く...サイヤ人とは野蛮な種族だ。」
フリーザは膝をつくこともなく俺たちの前に現れる。
「はぁ...はぁ...渾身の一撃だぜ...?少しは堪えてほしかったもんだな...」
フリーザはそういわれ頬をぬぐった。そこには紫色の血がついている。
「この俺に...傷をつけただと...」
フリーザは怒りにまた?まれそうになったが、相手はもう虫の息だと抑えた。
「十分だ、貴様は今まで俺が戦ってきた中で...3番目に強かったよ。」
「そうか...それは光栄だ。」
「せめて俺が楽にしてやろう。遺言ぐらいは聞いてやらんことはないぞ?」
「特にないが...俺の仲間が貴様を必ず倒すぜ?」
「精々あの世で願っていろ。」
そう言い、フリーザは俺の体を光線で貫く。
「貴様も...ナメック星人にしてはよくやった方だ。」
しかしすでに気絶していて返答は帰ってこない。
「一応殺しておくか。」
フリーザはネイルにも気を放った。
二人の気はスカウターで確認しても0にであった。
さてと、ドラゴンボールを使ったおバカさんたちを殺しに行くとしますか。」
フリーザはその場を後にした。
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