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転生!DRAGONBALL THE WORLD!!
ナメック星編
第十一話 食らいつく龍の牙
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はないだろ!」

(いや、これは俺の願いでもある。戦いてぇんだ。今までの成果を思いっきりぶつけたい。)

「そうか、やっぱりお前らは似たもん同志だな。」

(何の話だ?)

「いや、こっちの話だ。ワサビ、絶対に死ぬなよ?」

(ああ、じゃあ俺が合図したら召喚を始めてくれ。)


「ワサビ、連絡は済んだか?」

「大丈夫だ。あいつらなら何とかしてくれる。」

「そうか...」

「ネイル、もうすぐ来るぞ。」

「了解した。」

「嗚呼、なんて気だ...顔を合わせていないのにこれほど恐ろしく思うとはな...奴の底が見えねぇ。」

「ワサビ。気を引き締めろ。」
そんな俺を心配したのかネイルが声をかける。

「大丈夫だ。死んでも食い止める。」

そしてついに...フリーザと相見える。

「これはこれは...お待たせしたようですね。」

「初めまして。フリーザ様...」

「ほう、この星にも私の名が広まっているとは光栄ですね。で、あなたたちは私に何の用ですか?ただここで突っ立っているだけではないでしょう。」
その瞬間。俺たちにとてつもない重圧が襲った。これはフリーザの殺気だ。ただ一人の殺気がこれほど重く感じたことはなかった。

「いえ、ただ私たちはこの星の最長老様を守る付き人です。」

「ほう、最長老といいますと?」
フリーザは悪びれなく様をつけていない。やはり宇宙の帝王を自負しているだけはあるようだ。

「この星で最もえらい方です。ドラゴンボールも彼がおつくりになられました。」

「貴方はドラゴンボールを使いたいと思っているのでしょう。」

「なるほど。全て知っていたのですね。」

「ええ、我々の立場上それが務めですから。」
次々に嘘を重ねていく。これが知られたときは殺されるだろうが...そんなものは気にしない。

「最長老様と話をするものは我々に勝ってからではないと通さないという決まりです。」

「そうですか。まぁいいでしょう。今の私は気分がいいんです。せっかくですから戦ってあげましょう。私と戦えることを光栄に思いなさい。」
ドラゴンボールを見つけ不老不死になれるのが近づいているフリーザは快く条件を受けた。だが、思いっきり策にかかっていることは彼はまだ知らない。

「最長老様は今あまり体調が優れていない。戦いの余波で最長老様が怪我をなされては大変ですから場所を移したいです。よろしいですか?」

「ええ、死に場所ぐらい自分で決めなさい。」

「では私たちについてきてください。」

そうして俺たちはフリーザの宇宙船からなるべく離れたところへ移動をした。
もう少し距離を話したかったのだがフリーザにも文句を言われ仕方なく最長老様の家から500m
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