第百三話 夏休みの宿題その十一
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それが出ていたの」
「成程ね」
「まあ東条英機は真面目な軍人さんだったから」
本質はそれであった、軍規軍律に厳しく人の道に外れた法律に反することは決して行わない人物だった。
「ああした人達とは一緒にしないことよ」
「そうなのね」
「そう、それで人相の悪い人はね」
「気を付けることね」
「くれぐれもね」
「そうするわね、いつもお話してるけれど」
「生きていたら」
母はさらに言った。
「そうしたことへの注意もね」
「していくことね」
「ええ、絶対にね」
こう言ってだった。
母は咲にそろそろ夕食をと話した、そしてだった。
二人でその用意をして一緒に食べた、母娘で食べる夕食は今日も美味かった。
第百三話 完
2023・3・15
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