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転生!DRAGONBALL THE WORLD!!
ナメック星編
第十話 決戦 ギニュー特戦隊?
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悟空VSバータの戦いは悟空が制した。
「かかってこい。特選隊2の実力。見せてもらおうか。」
「あいつらに勝ったからっていい気になるなよ?」
両者が地を蹴り激しい乱打が巻き起こる。
お互いの実力は拮抗しているかのように思われたがベジータがやや優勢に..どんどん手数を増やしていった。
それは戦闘民族サイヤ人の血によるものか、はたまたひたむきな努力と場数の違いか、だがその2つはジースにはないものであった。
フリーザ軍の戦士はほとんどが異なる種族の突然変異体である。だから修行などはあまり必要なく子供から大人になるにつれて一気に戦闘力が上がる。
しかもその戦闘力は6万を超える大台だ。そんな戦闘力の持ち主は星々にもごくわずかで自分より戦闘力の高い相手と戦う機会。すなわち己を高めるチャンスがベジータに比べて圧倒的に少なかった。
そんな二人が戦い最後までたっていられるのはどちらか、答えは簡単だ。
だがそんなことはジースでもわかっている。ならばどうするか、相手は手負いだ。
早めにケリをつけるしかない。
ジースは後ろに下がり右手に気を凝縮する。そして十八番の【クラッシャーボール】をベジータに向けてはなった。
対するベジータも十八番のギャリック砲の構えを取りクラッシャーボールに向けて放つ。
2つのエネルギーは逃げ場を失いあたりに特大の爆発を起こす。
お互いに手ごたえがあった。
煙が上がった時、ある男がジースの前に立っていた。
「た...隊長?」
「ほう、やっとお出ましか。」
「ジース。ギニュー特戦隊の一員ともあろうものがなんという体たらくだ。」
ギニューは威厳を持った声でジースを叱る。
「す..すみません..」
「後は俺が相手をする。お前はこれをもってそこで戦闘不能になっているバータを連れて戻れ!」
ギニューはジースにドラゴンボールを渡した。
「なぜ貴様がそれを持っている?」
ベジータは隠したはずのドラゴンボールがギニューにわたっており驚いた。
「なぁに、貴様らがあいつらと戦っている間に探したのさ。湖の中に隠してくれたおかげで少々探すのに手間取ったがな。」
「ほう、どうやら偽物ではないらしい。」
そこに悟空が遅れて合流した。
「おっ、やっと隊長が戦うんか。あ!ドラゴンボール?」
「フハハハハハ!これで7つ揃ったぞ。ジース!俺はフリーザ様にすでに連絡したから宇宙船に戻りドラゴンボールを見張っておけ!」
「了解しましたぁ!」
そうしてジースはドラゴンボールとバータを担いでその場を去った。
「ちょ!待てよ!」
悟空がその後ろを追いかけようとするがギニューにはばかられた。
「部下の失態は隊長の失態!俺があいつらの尻拭いをしてやろうで
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