東方
国譲り編
第八話
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伝わるさ多分、きっと、メイビー。
「当日、香苗は付近の村人の避難させてくれ」
「分かりました」
「諏訪子は臣下の中で素早い者を東の偵察として向かわせてくれ」
「作戦通りにする為だね」
「まあな……それと臣下の者達に俺の事話しとけよ?」
当日になってあれ誰?とかシャレにならん。
「分かったよ」
「本当に頼むぜおい」
「永巡は心配性だね〜」
「諏訪子様ですから心配する気持ちも分かりますが、少しは信頼してるぜ☆みたいな事言ってやってください」
「香苗……私の事嫌い?」
「祖母なのに幼女はちょっと……」
「神様なのに威厳がないのはちょっと……」
「好きで幼女やってわけじゃないよ!?それに永巡、余計なお世話だよ!」
誰にだって得手不得手があるんだから諦めればいいのに。それに……。
「どんな胸にだって需要はあるよ」
「胸に断定!?」
「ほら、誰かが言ってたじゃん?貧乳はステータスだ、希少価値だって」
「貧乳って躊躇わずに言われた!?ステータスって何っ!?」
「私が生まれている辺り、需要はあったみたいですね」
「孫が虐めるよ〜!」
話がずれていってるな……自分のせいなんだけど。
「ぐずるのはそこまでにしてください。作者も書きにくくてしょうがないと嘆いていますよ」
「(トドメはあんたでしょうに……)」
「そんなの作者の語彙力と転換力のなさが問題でしょー!?」
「そんなもの、なくたって二次小説は書けます。国譲り編でしか出番のない私をこんなに前に押し出してるのですから」
「おーい、メタ発言しすぎだぞー?」
それにそれ、自分が得してるからいいよ的な考えじゃないかー?
「……いつか決着はつけないとって思ってたけどこんなに早く来るなんてね」
「……孫に対してその仕打ち。正してあげます」
「いざ」
「尋常に」
「「勝負!!」」
「やめんか!!(スパシコーン)」
俺はハリセンを創造し、二人の頭を叩く。蹲る二人を余所に、うまくやっていけるのだろうかと一抹の不安を覚えた。
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