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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第三百五十話 ギンコー その2
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、エーイチロウ君の裏切り者を賞賛するような、今の発言について、エーイチロウ君に『反省』を求めます?」
「俺は先程、裏切り者を賞賛するような発言をしたことについて、『反省』します」
「そうよ!それでいいのよ?みんなもリョウジみたいに、燃やされたくなかったら、組織を裏切らないことです?我々は腐敗した日本を浄化するために、命を懸けることを誓い合った同志です!裏切りは死を意味することを覚悟しておきなさい?」
ホースの水で、リョウジの死体を燃やし尽くした炎を消し終わると、ショートカットにメガネが特徴的な、給仕係の松本ヒミカが、メンバー達に、お湯の入ったカップ麺を手渡す。
お嬢様育ちの、ユイナが俺に、自らの分のカップ麺を突き出す。
「コレ、あげるわ」
「食わないのか?うまいのに」
「こんな、体に悪そうな食べ物、とても食べられたものじゃないわ!」
すでに一杯目を食べ終えていた俺は、ユイナに手渡されたカップ麺を食べようとする。
しかし、みんなにカップ麺を配っていた、松本ヒミカは、自分の分のカップ麺も持たずに、廃屋の中に戻ってしまう。
俺はユイナに一言、言って、2杯目のカップ麺とフォークを手に持ったまま、廃屋に戻る。
廃屋の中に戻った、ヒミカが一人で泣いている。
やはりそうか、メンバーの中で、一番リョウジと親し気にしていたのは、ヒミカだった。
そして、俺はヒミカの大切にしていた人である、リョウジを粛正した。
俺は罪悪感を胸に、ユイナからもらったカップ麺とフォークをヒミカに突き出す。
「なぁ、ヒミカ、ちゃんと食わないと、体に悪いぜ?」
「なんだ、エーイチロウ君か、ごめん...さっき炎をずっと見ていたせいか、炎が目に染みてね、涙がずっと、止まらないのよ...」
「そんなウソつかなくていいよ、ヒミカはリョウジと仲良かったもんな」
「私、実はリョウジ君の子供を妊娠しているの...」
「そ、そんな...お前、リョウジと付き合ってたのか?」
「うん...」
「じゃあ、俺はヒミカのお腹の子の父親を、殺してしまったというのか?」
「エーイチロウ君は、悪くないわ、リョウジがあのまま逃げていたら、リョウジは死刑を回避するために、ケーサツに私たちのことを、全部話していたに違いないわ...」
「ヒミカは、それで納得できるのかよ...」
「納得できても、出来なくても、もうリョウジ君は帰ってこない、そうでしょ?」
「そうだけどさ...」
ヒミカは乱暴に、俺が突き出したカップ麺とフォークを、奪い取って、食べ始める。
「うん、やっぱり、おいしいね、コレ...」
「う、うん...」
「お腹の子供のためにも、ちゃんと食べないとね!」
背後から、ユイナの声が聞こえてくる。
「ヒミカ、リョウジの子供は、組織のためにチューゼツしなさい!」
「ユイナ!お前
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