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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第三百四十九話 ギンコー その1
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いるんだ!殺した人間がまだ1人なら、もしかしたら死刑にならずに済むかもしれない?僕はこれ以上、罪を重ねたくないんだ?僕は死にたくないんだ?」
ユイナが怒りを帯びた声で叫ぶ。
「意義あり!私はリョウジ君に発言に対してさらに『反省』を求めます!リーダーの倉都君には早急に決断を求めます?」
倉都テツオがリョウジに語りかける。
「なあ、リョウジ、お前が殺した人間はまだ、たったの1人だ、でも、お前が殺したのはケーサツ官だ、ケーサツ官を殺したお前が、死刑にならないわけがない、お前に残された道は、俺たちと共に日本浄化のために戦い続けるか、それとも、ここで『処刑』されるかの二つだけだ、わかるか?」
自分の置かれた現状を理解したリョウジが観念したように、嘆く。
「俺、末広リョウジは、自身が行ったカラーレスの本懐に背く発言に対して『反省』します!」
「『反省』を了承した、しかし、今のリョウジの言葉は我々組織にとって裏切り行為と言っても過言ではない、以降、リョウジの身柄を拘束し、アジトで一か月、監禁する!意義のあるものはいるか?」
カラーレスのメンバーたちから一斉に「異議なし!」の声が上がる。
リョウジは自身に下されたペナルティに対して不満をあらわにする。
「ちょ、ちょっと待ってくれよ!ぼ、僕はちゃんと『反省』したんだぞ?なんで、こんな廃屋に一か月も監禁されなくちゃいけないんだ?」
ユイナがまたも声を上げる。
「私は今のリョウジ君の発言に対して、『反省』を求めます?」
倉都テツオがリョウジに告げる。
「なぁ、リョウジ、本当ならお前は、さっきの不適切な発言のせいで、『処刑』されてもおかしくない立場だったんだぞ!わかるか?」
「い、嫌だ!こんなイカレた組織、もう抜けてやる!なにが『無色主義』だ?」
廃屋から走って逃げるリョウジ。
俺は上着のポケットから出した拳銃で、リョウジの後頭部を撃ち抜く。
俺の即断に、周りのメンバーたちが戦慄する。
「倉都テツオさん、裏切り者の『処刑』、完了しました!死体は廃屋の床下に遺棄したのちに、証拠隠滅のために火葬することを提案します?」
「す、すばらしいぞ!エーイチロウ?エーイチロウは我々組織の情報漏洩を防ぐ為に、愚かな裏切り者であるリョウジを処刑した?俺はエーイチロウを『賞賛』する?わかるか?」
倉都テツオの『賞賛』に続いて、カラーレスのメンバーたちが一斉に俺に向かって拍手喝采と共に『賞賛』を行う。
「すごいわ、エーイチロウ君?」
「エーイチロウ君の勇気ある決断に感謝?」
「よくやったぞ、エーイチロウ君!」
「これからも頼りにしてるそ、エーイチロウ君?」
そう、俺はリョウジの弱腰の決断に怒りを覚えていたのだ。
だから、殺した。
もう人間を一人殺したら、その後、何人、殺そうが、殺すまいが、人殺しは人
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