ALO編ーフェアリィ・ダンス編ー
18.ルグルー回路
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ごしてた嘘つきの少女から」
背中に背負われる《月音の槍》を俺は少し見る。
「俺、リーファのこと好きだよ。友達になりたいと、例えどんな理由があっても、自分の利益のために俺は相手を斬ったりはしない」
「シュウくん.......キリトくん......」
リーファがゆっくりと眼を開けるとその眼には涙が。
「.........ありがとう」
「ごめん、偉そうなこと言って。悪いくせなんだ。俺もキリトの癖が移ったかも」
「ううん、嬉しかった」
「時間がないんだろ、ユイ走るからナビゲーションよろしく」
キリトの胸ポケットからユイが現れる。
「了解です」
「シュウ、リーファを頼むぜ」
「おう、ちょっと手を拝借」
俺はリーファの手を掴む。
「えっ、あのーーー」
「行くぞ!!」
「しっかりつかまってろよ」
地面を強く蹴っ飛ばし走り出す。
今までの速度とは比べものにならないくらいの速度で俺とキリトは駆ける。
「わああああ!?」
リーファの叫び声が洞窟に響く。
「あの、あの、モンスターが」
前方にモンスターの群れが現れるが、俺とキリトはスピードを落とさない。
「わああああ!?」
モンスターの合間をすり抜け、モンスターの群れを超える。
「出口だ!」
キリトの声に前をみると眩しい光が差し込んでくる出口だ。
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