ALO編ーフェアリィ・ダンス編ー
18.ルグルー回路
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.、味とか、したの?」
「焦げかけの焼肉の風味と歯ごたえが........」
「わっ、やっぱいい、言わないで!」
キリトに向かってぶんぶんと手を振る。するとキリトが振り返り、リーファの手を掴み、リーファの指先をパクリと咥えた。
「きゃあーーー!」
リーファの強烈な平手打ちがキリトの頬にクリティカルヒット
「へぇー、ここがルグルーかぁ」
あたりを見渡し女の子らしくテンションをあげるリーファ。
「いてててて」
そして痛がるキリト。
「さっきのは、パパが悪いです」
「本当だよ」
「殺伐とした空気を和ませようというウィットに満ちたジョークじゃないか.......」
「さっきのはお前が悪いぞ......キリト。それはそうと......」
俺はキリトに近づき耳元で聞く。
「どんな味だったんだ。........リーファの指は?」
「それはだな.........うーん」
「キ・リ・ト・く・ん!シュ・ウ・く・ん!何を話してるかな!?」
今にも怒りそうな、いや、もう怒った顔でリーファがこちらを見る。
「あっ!」
リーファは武器屋を見つけると武器を手に取る。
「そういえばさ、サラマンダーズに襲われる前にレコンからメッセージ来てなかった?」
「あっ!忘れてた」
リーファがフレンドウインドウを開き、レコンがログインしているかを確認する。
「何よ、レコン。寝っちゃたののかな?」
「一応、向こうで連絡とって見たら?」
「うーん、じゃあ、ちょっとだけ落ちて確認すてくるからさ、シュウくんとキリトくん、待ってて。あたしの体、よろしくユイちゃん」
リーファはキリトと俺ではなくユイに体を頼んだ。
「はい?」
「パパとシュウくんがあたしにイタズラしないように監視しててね」
「了解です」
「........あのな」
「.......俺は何もしてねぇぞ」
リーファはベンチに座るとメニューウインドウを開き、ログアウトする。
「なぁ、キリト」
「何だよ」
「さっきのサラマンダーの男が言ってた、すごい人数のサラマンダー北に向かって行った言ってたろ」
キリトは、頷きながら相づちをうつ。
「それが世界樹攻略じゃないとするなら何だと思う?」
「それは.........うーん.......」
「他にも俺たちを襲った理由だって作戦の邪魔になるとか、言ってたし単体の種族を襲うならわかるけど俺たちの種族はバラバラだ。襲う理由がわかんねぇ.......」
(この騒動.......まだ終わらない気がする)
「行かなきゃ!!」
リーファが帰っていたと思
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