第1話
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)も使えるようになったのだ。漫画の《見聞色の覇気》のような、未来予知や未来予測等ができるようになったり、寝ていれば誰かの夢を見てそれを自身の経験値(魂の記憶・魂の欠片)にして寝て強くなったり、一度の食事でしばらくは飲まず食わずでも平気で動き回れたり、傷の治りや回復が異常に速くなったり、身体能力が夢の中の猛者たち並みに上がった。
身体能力と自然回復治癒再生力、格闘センスの飛躍的な向上の原因は《殲滅眼》の夢のおかげだろう。食事も魔法を自分に向けて使えば魔法を吸収して腹を満たすことが出来るし、傷を治したり、成長を促してくれる。本物の殲滅眼保持者ならば眼が精霊の位置をズラして魔法構築と発動の邪魔をしてほとんど使えなくなるのだが、自分のはそれの劣化版の為、殲滅眼能力の「ON/OFF」と「強弱」を自由自在にコントロールができる。未来眼も寿命が削れないように負担を最小限にして戦闘に応用が利く形で使えるので、正直オリジナルよりも十全に魔眼能力を使いこなしている気がする。これは強すぎるの能力はコントロールが効かないが、劣化させるとコントロールが効利きやすくなるような理屈なのかな?《夢置眼》は《殲滅眼》の能力と混合することでRPGの経験値獲得によるレベリングみたいに寝て夢を見るだけで経験を獲得して自身を成長させる《睡眠強化》という風になってしまった。
色々な魔眼能力の混合のせいなのか、僕の複写眼は通常の者とは異なり朱色の輝くのではなく、虹色に明滅するのである。虹色に明滅する目は夢には存在しなったので、僕の目は複写眼ではないかもしれないけど。見た目は完全にそれなので取り敢えず複写眼ということにした。
普通、幼い子供が超人的な能力に覚醒すれば承認欲求・玩具を自慢したくなる気持ちが異常に強くなるのだが、悪夢を見たおかげで心身ともに成長し能力をひけらかすような真似はしなかった、というかそれをすれば平穏無事な人生が終了することは確定なので絶対してはいけなかった。
だけど、そんな平穏な日々は彼女とその幼馴染たちと出会って脆くも崩れ去ったのだ・・・。
高校に入学してから異常なまでに容姿が整った美少女に頻繁に構われるようになったのだ。名前は白崎香織、彼女は後に学園のアイドル・学園の二大女神と呼ばれる。彼女に構われるようになってから僕の平穏無事な人生は少しずつ崩れていった・・・。
僕は見た目が平凡で仕事と趣味を両立させているため眠い頭で学校はいつもギリギリに登校し授業はほとんど眠っている。その癖、成績は平均以上を維持している。本気を出せばいつでもトップに成れるが、なったらなったで面倒事になる、彼女の幼馴染で学園の完璧超人とか言われているキラキラネームのヒーローの標的にされかねないのである。彼女に頻?に構われているせいで半分以上手遅れ
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