第七百三話 桜だけでなくその二
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「それでもな」
「我々にとっては」
「カロリー過多になる」
摂取のそれがというのだ。
「だからな」
「戻れば」
「その時はな」
「ジムに行き」
「プールでな」
ジムの中にあるそちらでというのだ。
「かなり泳いでな」
「身体を鍛え」
「カロリーもな」
これもというのだ。
「消費するぞ」
「わかっています」
上等兵は確かな声で答えた。
「後で」
「肥満はな」
「あってはならないです」
上等兵は自分達が軍人であることを隠して答えた、工作員であってもこのことは絶対のことであるのだ。
「ですから」
「そうだ、食べてもいいが」
「太ってはなりません」
「太るとな」
「それだけで、です」
「駄目だ」
大尉も軍人として言った。
「だからだ」
「常にですね」
「身体を鍛えな」
それと共にというのだ。
「太らない様にもだ」
「していくことですね」
「だからトレーニングは欠かせない」
「まさに」
「それをな」
「今日もですね」
「行うぞ」
「学園の後は」
「そうしよう、ではな」
「これよりですね」
「食べるぞ」
自分達の前にある料理達をというのだ。
「いいな」
「わかりました」
「さて、親子丼とな」
大尉はメニューの話もした。
「それと山菜うどんだな」
「そのメニューですね」
「日本ではごく普通の料理だ」
「どちらも」
「それを食べるぞ」
「これより」
二人で話してだった。
共に食べるがここでだった。
うどんを食べとかれた卵と鶏肉が火を通されたうえで上に乗っているご飯を食べつつだ、上等兵は言った。
「濃くて独特な味ですが」
「美味いな」
「はい、まるで美味くすることをです」
このことをというのだ。
「突き止めた様な」
「そうした味だな」
「まさに」
「連合だからな」
それでとだ、大尉はうどんをすすりつつ答えた。
「このうどんも風味もコシもだ」
「いいですか」
「つゆの味は濃いが」
エウロパの者から見てというのだ。
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