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神々の塔
第二十二話 忍者と忍者その一

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               第二十二話  忍者と忍者
 一行は先に進んでいった、そしてその中でだった。
 リーは塔のマップをチェックしてから仲間達に話した。
「次の相手には服部半蔵さんがおるわ」
「あの有名な方がかいな」
 トウェインはその名を聞いて目を丸くさせて言った。
「忍者の代名詞の」
「他には飛び加藤さんや風魔小太郎さんもおる」
「まさに忍者尽くしやな」
「百地三太夫さんもな」
「忍者尽くしやな」
「忍者もな」
 彼等もというのだ。
「神霊になってるさかいな」
「それでやな」
「忍者も神霊として存在してる」
「そうした世界ってことやな」
「この世界はな」 
 まさにというのだ。
「そういうことや」
「そやねんな」
「忍者か」
 メルヴィルはその忍者の職業である芥川を見つつ言った。
「厄介やな」
「忍術がやな」
「ああ、腕の立つ忍者はな」
 こうリーに話した。
「もう妖術使いや仙人と変わらん」
「そこまで凄いな」
「体術でな」
 忍術はというのだ。
「それで道具を使う」
「忍者のな」
「そうしたもんでな」
 それでというのだ。
「ほんまは妖術でも仙術でもないが」
「それでもやな」
「そのレベルはな」
 それこそというのだ。
「超絶的な」
「そう思える位やな」
「そやからな」 
 それ故にというのだ。
「その忍者と戦うとなると」
「手強いとやな」
「思うわ」
 真剣な顔での言葉だった。
「ほんまな」
「しかし自分は」
「忍者相手でもやな」
「普通に戦ってるやろ」
「そして勝ってるっていうんやな」
「そやろ」
「並の忍者やとな」 
 それならとだ、メルヴィルはリーに答えた。
「いける、しかし芥川位やとな」
「難しいか」
「ああ、レベルがちゃうからな」
 それだけにというのだ。
「そうや」
「そやねんな」
「ああ」 
 どうにもというのだった。
「わしはな」
「忍者でも何でもレベル次第や」 
 羅は強い声で言った。
「ジオンゴのスライムを見たらわかることや」
「あいつの神具のやな」
「あのスライムはレベル滅茶苦茶高いやろ」
「あいつ位な」 
 リーも答えた。
「ほんまな」
「相当な高さでステータスもや」
「私等程でなくても」
「神霊と戦える位にはな」
「高いな」
「特殊な技も術も備えてる」
 羅はこのことも話した。
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