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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第三百四十一話 アポカリプス その3
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「↑?わあああああああああああああああああああああああああああああッ?」
急に叫びだした山神ムサシに、留置所の隣の部屋に収監されていた爆睡中の竹田が起床、マジギレする。
「?るせぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇッ?」
山神ムサシはふと思う。
(この、やりとり、なんか久しぶりだな...)
山神ムサシの深夜の絶叫に、元PGSで路上生活者で元監督で現犯罪者の霧原カイトと雷光の断罪剣士・フューラーも目を覚ます。
カイトが山神ムサシに告げる。
「ヨシノから聞いたことがある、お前が奇声を上げると必ずどこかでパブリックブレイク現象が発生すると...」
「ええ、今回は、今までとは比べ物にならない程の大きなパブリックブレイク現象です...!」
「なら、お前とフューラーは今すぐ、断罪剣を召喚して留置所から脱出するんだ!」
「監督...でも、そんなことしたら、今より罪が重くなるかも...」
「そんなこと言っている場合か!人類の存続と刑期の延長、今、お前にとって大事なのはどっちなんだ!」
いや、どっちも大事だろ。
「お前のパブリックブレイカーに能力を消された俺はもう、戦えない、だから頼む、俺の分もフューラーと共に人類を救ってくれ?」
「でも、そんなことしたら、今より罪が重くなるかも...」
フューラーが現世に雷光の断罪剣ライガセイバーを召喚して、留置所の檻を破壊する。
「フューラーさん!そんなことしたら刑期が!」
「どちらにせよ、私は反政府組織のリーダーだ、これ以上罪が増えるのはあまりおもしろくないが、事態が事態だ、山神ムサシ君、ともに人類を救おう!」
あまりどころか、そもそもぜんぜんおもろしくねぇだろ。
フューラーが雷光の断罪剣ライガセイバーで俺の檻も破壊する。
「?おおおおおおおおおおおおおおおおいッ!何してくれとんじゃァァァイッ?」
「そう、怒らんでくれ、人類が滅びたら、刑期が伸びるどころか、君もみんなも死んでしまうんだぞ」
「まぁ、そう言われてみればそうなんですけどね...」
技の出力を落とした雷光の断罪剣ライガセイバーの電撃によって、留置所を監視していた警察官を次々と気絶させていく。
女性専用の留置所にたどり着いた俺とフューラー。
フューラーが雷光の断罪剣ライガセイバーで、凍結の断罪剣士ヨシノ、疾風の断罪剣士・部長 、大地の断罪剣士リンカ、混沌の断罪剣士ミコトが収監されている檻を破壊する。
不思議なことに、女性陣は皆、起床していた。
「ヨシノに部長、みんな、なんかもう、準備万端って感じだな...」
ヨシノが呆れた口調で答える。
「そりゃあね、となりの留置所からアンタのうるせー叫び声が聞こえてきた時点で大体、察しはついてたわよ、つーかいつもより声、大きくなかった?」
「いや、それほどでも...」
「ほめてねーわよ?」
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