第6宇宙の女サイヤ人
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ールさんが…」
「ふーん、分かった分かった。じゃあ尚更変身してよ、ケールちゃんの何が足りないのか見てあげる」
「話聞いてんのかあんた!?」
「聞いてるよ?そんなヤバいのなら見てみたいじゃない。それに本当にどうしようもない訳じゃなさそうだから、変身よりもケールちゃんの方に問題がありそうだしね。ケフラちゃんの状態じゃあ平気なんだし」
話を聞いても変身を促す悟林にカリフラは怒鳴るが、悟林はどこ吹く風だ。
「………」
「早く」
「わ、分かりました…はあああっ!!」
ケールは意を決して超サイヤ人に変身すると禍々しい気を纏いながら悟林を見ると残虐な笑みを浮かべて殴り掛かった。
「ケール!!」
「悟林さん!!」
カリフラとキャベが叫ぶが、悟林は究極神化を果たすと片手で受け止める。
あっさりと受け止められたことにケールは表情を歪めて何度も大振りの拳を繰り出すが、尽く悟林に捌かれる。
「うん、もういいや」
悟林の姿が掻き消えてケールの腹に強烈な肘打ちが入り、ケールは腹を押さえて悶絶しながら通常状態に戻った。
「ケ、ケール!大丈夫か!?」
「は、はい…な、何とか…」
肘打ち一発で超サイヤ人状態のケールがノックアウトされたことにカリフラとキャベも驚くしかない。
「分かったよ、君はあの力を使うには肉体の強さも精神力も足りてないんだ。」
「姉ちゃん、それってどういうこと?」
悟天が頭上に疑問符をいくつも浮かべながら尋ねてくる。
「うーん、超サイヤ人ってね。君達は平然としてるけど普通の状態よりも狂暴性が増すんだよ。でも私とお父さん達の場合は暴れるような物じゃなかったけど、ケールちゃんの超サイヤ人は普通のレベルじゃないから増す狂暴性が凄いんだ。後、力の使い方が悪い。妙にパワーに傾倒したような状態になってるから欠陥変身みたいになってる。ケールちゃんは肉体と精神の強さが足りないんだ。だからケフラちゃんは使いこなせてるのにケールちゃんが使いこなせてない」
「なるほど、ケールさんにカリフラさんのセンスと精神面の強さが合わさったからケフラさんは使いこなせていたと言うことですね」
「つ、つまりケールさんがその2つを克服すればあの力をコントロール出来ると言うことなんですね!?」
トランクスはケールが使いこなせず、ケフラがあの変身を使いこなせることに納得し、キャベはもしもケールがあの変身を使いこなせるようになればもしかしたらヒットをも超えるかもしれないと思い始めた。
「まあ、そう言うことだね。私としても強敵が増えるのは嬉しいし…君達2人が強くなるってことはケフラちゃんも強くなるってことだからね。別に完全な善意って訳じゃないよ?私にも見返りがあるからやるんだ
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