第6宇宙の女サイヤ人
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「(良いぞ…私の攻撃が直撃する前に後ろに体を動かしてダメージを抑えてる…反応も良くなってきているね…)」
超サイヤ人3と超サイヤ人2では数倍の差があり、悟林とカリフラの素の実力差も相当な物だが、この熾烈な闘いがカリフラの潜在能力と無駄な動きと力みで発揮出来ていなかった実力が発揮出来るようになってきている。
「(あいつがやっているように攻撃の時だけ、力を爆発させる!そうすりゃあもっと凄え攻撃が出せるようになる!!)こいつでどうだあっ!!」
「っ!!」
カリフラの拳が悟林の眼前に迫る。
疲労が蓄積したことでカリフラの体から無駄な力みが無くなり、更に楽な動きをしようと無意識に体が動いた結果今までよりも無駄が少ない一撃である。
それを見た悟林は笑みを浮かべて掻き消えた。
「くそっ!かわされ…っ!?」
背後から感じるカリフラからすれば規格外とも言えた超サイヤ人3を鼻で笑える程の絶大な気。
カリフラの体から嫌な汗が噴き出る。
振り返ると黒髪に戻った悟林が凶悪な笑みを浮かべて、カリフラの肩に手を置いた。
「今のは良い一撃だったよ」
カリフラの横っ面に拳が叩き込まれて鈍い音がした瞬間、カリフラが勢い良く吹き飛ばされて下界に落下していく。
「カリフラさん!」
「姐さん!!」
「や、やばい!トランクス君!僕、仙豆を貰ってから行くよ!!」
「分かった!俺達も追いましょう!!」
カリフラを追い掛けた悟林を追うようにトランクス達も下界に降りた。
「あ…ぐ…っ…どうなってんだ…第7宇宙のサイヤ人は…何で黒髪の状態で超サイヤ人より強くなってんだよ…」
超サイヤ人3の攻撃が小突きレベルと感じる威力にカリフラは既に限界だった。
「いやあ、ごめんごめん。潜在能力を解放したらまともに闘いにならないと思ってたけど、君は中々筋が良いからさ。少しくらい本気を見せるのが礼儀かなって…大した娘だよカリフラちゃん。君は私の予想を超える成長をしたんだ。これでろくに修行したことがないってんだから大したもんだよ、胸を張りなさい」
「こ、これでまだ少しかよ…へ、へへ…あんたみたいな規格外に褒められても…全然実感湧かねえよ…」
圧倒的な実力差を味あわされたカリフラはもう笑うことしか出来ない。
トランクス達が到着し、悟天が仙豆をカリフラに食べさせるとボロボロだったカリフラが起き上がり、サイヤ人の特性によって大きくパワーアップする。
「これが噂のパワーアップか…なるほど、気分が良いぜ」
溢れるパワー感に満足そうにするカリフラに悟林は笑みを浮かべる。
「どうする?まだやる?」
「当然だ!と言いてえけど…いくらパワーアップしてもあんたには敵わねえ…だから…ケ
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