第6宇宙の女サイヤ人
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も殴り掛かるが、強烈な気に守られたカリフラには傷一つ付かない。
「ケール」
「っ!!」
「お前はあたしの自慢の舎弟だ。だからよぉ、何時までも力に振り回されてんじゃねえよっ!!目を覚ましやがれーーーっ!!」
全パワーを込めたカリフラの鉄拳がケールの頬にめり込み、拳に込めたパワーを解放するとケールはそのエネルギーに呑まれ、カリフラの叫びと鉄拳にケールは頭が鮮明になっていく感じがした。
倒れたケールにカリフラが歩み寄ると、ケールが目を開けた。
「目は覚めたかケール?」
「は、はい…迷惑かけました…」
超サイヤ人の状態でケールは意識を保っていた。
強烈な一発とカリフラの怒声によってケールの意識が呼び戻されたようだ。
ショック療法に近い物だが、克服のきっかけにはなるかもしれない。
「ケール、お前は強え。けどよ、何時かあたしもお前とタメを張れるくれえに強くなってみせる。だから超サイヤ人の凶暴性なんざに負けんな」
「は、はい…姐さん」
「へへ…痛ててて…」
変身を解いた瞬間にカリフラは痛みで顔を顰めた。
限界を超えるパワーを注ぎ込まれた反動だろう。
「よし、君達の修行はここまで!後は独自に強くなっていくんだよ!!」
「おう!!」
「「はい!!」」
見事に成長した3人に、悟林は満足そうだ。
取り敢えず部屋を出て食事にする。
「美味え〜っ!第7宇宙の飯って最高だな〜っ!!」
「姐さん、あたしこんな美味しい料理初めて食べました…!」
「悟林さん達はこんな美味しい物を食べてたんですね」
第6宇宙のサイヤ人も地球の料理は大満足のようだ。
「おい、姐さんっ!!」
「ん?姐さん…って、私のこと?」
食事をしていた悟林が自分を指差す。
「そうだよ!あんた滅茶苦茶強いからな!!あたしなりの敬意って奴だ!!…サンキューな、あんたのおかげで強くなれた。だから礼に…何時かあんたを超えるくらい強くなってボッコボコにしてやるよ!!」
「へえ、それは楽しみだ。待ってるよ」
自分を超えるとまで言ってくれるとは嬉しいことだ。
何せ恋人も弟達も強さに対してそこまで貪欲ではないし、戦闘にも飢えていないので別宇宙とは言え挑戦してくれるのは素直に嬉しい。
「でもね、私を超えるならヴァドスさんに鍛えてもらいなさい。独学じゃあ限界があるし、神の気を使うにはあの人に教えてもらった方が遥かに早く強くなれる…ブルーかそれに近い変身が出来なきゃ…私は超えられないよ…まあ、とにかく最低でも…」
カリフラ達にも分かるように気を感じられる最高の形態である究極化を果たしながら挑発するように口を開いた。
「これくらいは強くなりなさい。
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