第二千七百四十二話 監督になったと聞いて
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第二千七百四十二話 監督になったと聞いて
堀内にロッカーで暴力を受けた人は引退する予定でした、そして巨人のコーチに内定していましたが。
「あの人が監督!?それじゃあ移籍します」
「ですが引退が」
「いえ、あの人と一緒にやっていくことは無理です」
その人は日本にはっきりと言いました。
「ですから」
「では移籍先は」
「中日に入れてもらえるので」
だからだというのです。
「そちらで」
「そうですか」
「また何をされるかわからないので」
暴力を受けたことは忘れていませんでした。
「それに前からです」
「人望は全くないですね」
「あれである筈がないですね」
「はい」
日本も否定しません。
「非常に評判の悪い人ですから」
「ですから僕はこれで」
こう言って中日に行ってしまいました、堀内が監督になったその瞬間にチーム内の不協和音が激しく奏でられました。
第二千七百四十二話 完
2023・6・13
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