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おっちょこちょいのかよちゃん
291 西部の領土では
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え!?」
「結界が破られた!」
「私が防ぎます!」
 エレーヌが腕を出して防いだ。だが、敵の矢が放たれた。すみ子は銃で壁を作って防御した。
「お前ら、やってやる!」
 川村がバズーカを、ヤス太郎がパチンコを発射した。前方で爆発が起きた。
「かわして貰ったぞ!」
 敵将が三人現れた。
「何だ、お前らは?」
「我が名は燕王・チンキム」
「我が名は安西王・マンガラ」
「我が名は北平王・ノムガン。お前らは我が父を討った仇か!」
「何の事だ?」
 山口が聞いた。だが、質問に答えず、チンキムとマンガラが矢を放った。エレーヌがもう一度、腕を出して矢が皆に当たらないよう防御した。
「皆様、あの学舎(まなびや)での祭りの後で()ビライという者と戦ったでしょう?その人の息子達です!」
「フビライ・・・!!」
 すみ子は思い出した。以前、兄の通う高校の文化祭にて赤軍はがテロを起こした後、現れた戦争主義の世界の人間だった。あの時は何とか石松やエレーヌの助力でフビライを倒したのだったが逮捕した赤軍の西川と山田を取り逃がされていた。
「敵討ちか、面白え!かかってこいってんだ!」
 川村はバズーカでフビライの息子に攻撃した。
「やったか・・・!?」
 だが、誰もその場にはいなかった。
「何!?」
「ふ、我々は今チンキムの術で霊となったのだ。これでは攻撃は当たらん!」
 山口達は攻撃のしようがないと思った。
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