暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第112話 突入、デザートラビリンス!連れ去られた小猫とアーシア!
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!」
「いくら自然の摂理とはいえ完全にオーバーキルだな……」
「私砂漠なのに背筋が寒くなってきたわ……」


 それを見ていたリアス部長、アザゼル先生、ティナさんは完全に引いていました。


「よっしゃ!今度こそ俺の勝ちィ!」
「寝ぼけたこと言ってんじゃねえ、俺が早かっただろうが」
「にゃはは、身が引き締まっていて美味しそうだねぇ♪」


 絶対にあの3人の攻撃を一斉に喰らうような立場にはなりたくないと私達は強く思いました。


 その後サンドラ大トカゲはステーキに、死体のお腹から回収したワルサギはフライドチキンにしてみんなで食べました。


 サンドラ大トカゲのステーキは肉厚でジューシィなお肉で最高でしたね、まるで石切り場から切り取った大きな石材のような大きい肉は食べ応えも抜群でした。


 ワルサギのフライドチキンはお世辞にも美味しい物ではありませんでした、でも綺麗に骨まで食べちゃいましたけどね。


「やっぱ肉には水晶コーラだな、メロウコーラはこれよりも遥かに美味いんだろう?一体どんな味だろうな」
「コーラにはジャンクフードも合うよ、ハンバーガーとかピザと一緒に食べたらきっと最高だろうね」
「はい、私も楽しみです」


 イッセー先輩は水晶コーラを飲みながらメロウコーラの味を想像していました。姉さまと私は料理人らしくコーラに合う食べ物を考えています。


「さあ、腹も膨れたし先を目指すぜ!」
『応っ!!』


 先輩の号令にゼブラさん以外の皆が息を合わせて答えまた砂漠の旅を開始しました。


―――――――――

――――――

―――


 その後日が暮れて夜になりました。日中は地獄の窯のような暑さでしたが夜は極寒地獄の様に寒くなりました。


「ううっ、凄い温度差ね……」
「砂漠を旅するうえで気を付けなければいけないのがこの気温の変化なんですよ、この急激な温度差に身体が適応しきれなくて体調を崩してしまうんです」
「なるほど、瞬時に環境に適応できないといけないのですね」
「そういう事だな」


 リアス部長が毛布にくるまりながら体を震わせて温度差の激しさを話すとイッセー先輩が砂漠で気を付けなければならないことの一つがこの温度差だと言います。

 
 私は瞬時に環境に体を合わせないと砂漠では旅が出来ないと理解しました。


「今日は暖かくして早めに寝よう、見張りは俺がするよ」
「イッセー、今日は俺が変わってやる。お前は先に寝てろ」
「えっ……マジで?ゼブラ兄がこういう事を手伝ってくれるなんて思ってなかったんだけど……」
「嫌なら別にいいさ、てめぇが一晩中起きていたいのならな」
「ごめんごめん、冗談だって……是非お願いするよ
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