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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第112話 突入、デザートラビリンス!連れ去られた小猫とアーシア!
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す……」
「なに……?」
そこにイッセー先輩が向かうとアーシアさんが先輩の背中に隠れました。
「女好きなのか?それになんかまつげが長いな」
「変な子だねー、でも長いまつげはキュートにゃん」
イッセー先輩の横に姉さまが移動してその豊満な胸で先輩の右腕を挟みました。それを見たラクダは先輩を睨みつけます。
「な、なんだ……?コイツ、俺を睨んでるぞ?」
「羨ましいんじゃないかな?だって雄が雌を沢山引き連れているんだよ?たとえ種族は違えど女好きなら気に入らないって思うのも無理ないにゃん」
姉さまがそう言うとラクダはイッセー先輩に唾を吐きかけました。
「きったねぇっ!コイツ、絞めるぞ!」
イッセー先輩は怒りましたがラクダはその殺気を浴びても冷や汗をかきながらも先輩を睨みます。
「ほう、根性あるじゃねえか」
イッセー先輩はそう言って笑みを浮かべました。先輩の殺気を浴びても怖気つかないとはエッチだけど根性のあるラクダですね。
「あらあら、元気な子ですわね。ねえイッセー、この子はわたくしが調教してもいいかしら?」
「ん、ああいいぞ」
「うふふ、良い子にしつけてさしあげますわね」
朱乃先輩はそう言ってSっぽい笑みを浮かべました。
「しかしこのままじゃ話が進まないな……仕方ない、オブを呼ぶか」
「オブをですか?」
「ああ、この砂漠はオブには少し危険かもしれないがこの悪路はテリーでもキツいからな」
イッセー先輩はオブサウルスのオブを呼ぶかと言いました。確かにオブなら砂漠でも早く移動できそうですね。
ルフェイさんが魔法でオブを呼び出すと魔法陣にオブが現れました。オブは私達を見つけると嬉しそうによってきて顔を舐めてきました。
「ふふっ、久しぶりですね」
「ガァァ」
私はオブの頭を撫でながら再会を喜びました。他の皆の顔も舐めていきますがギャーくんはちょっとビビっていました。
「おい、何で俺の顔は舐めないんだ?」
「ガァ」
「おいこら!そっぽ向くな!」
アザゼル先生だけ舐められないことを指摘しましたがオブは興味なさそうにそっぽを向きました。まあおじさんは舐めたくないですよね。
「オブ―――ッ!!来てくれてありがとう!!大好きよ!!」
「ガァ?」
リアス部長は嬉しそうにオブに駆け寄って抱き着きました。オブは部長が何でこんなに喜んでいるのか分からずに首を傾げていました。
「普通の人ならオブを怖がるもんなんだがな……」
「あはは、まあ仕方ないよ。部長からしたらラクダは心から怖いんだろうしね」
「そうだな、トラウマなら仕方ないよな」
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