暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第112話 突入、デザートラビリンス!連れ去られた小猫とアーシア!
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そして私達が赤い砂に足を踏み入れると……
「ぐっ!?なんなのこれは!?」
「さっきまでとは比べ物にならない暑さだ!」
ティナさんはさっきまでとはまるで別世界かと思う程の気温の上昇に顔を歪め祐斗先輩はさっきの砂漠が比べ物にならない暑さだと叫びます。
(なんて暑さだ、体内の水分が見る見るうちに消耗していってる……)
イッセー先輩の顔から水分が急激に失われていき皮膚にヒビが走っていきます。それは私達も同じです。
「先輩、どうしますか……ッ!?」
その時でした、目の前にいたイッセー先輩と姉さまの乗っていたラクダが姿を消してしまったんです。それどころか皆の姿も消えてしまいました。
「こ、小猫ちゃん!足元が……!」
「なっ!?」
いつの間にか足元に大きな流砂が生まれており私とアーシアさんはラクダごとそこに飲まれてしまいました。
「は、早く脱出しないと……!」
私は砂から体を出そうとしますが砂の上では力を入れても腕が沈んでしまい上がれません。
「せ、先輩……!」
そして私とアーシアさんの意識は砂の中に飲み込まれていきました……
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