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仮面ライダー剣 悲しみが終わる場所
第二十四章
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ポライターになるよ」
「そうか。それじゃあ」
「うん、書く」
 はっきりと述べてきた。
「剣崎君達のこと、仮面ライダーのこと。やっと書けるよ」
「何時終わるかわからないのにか?」
「終わるまで書くよ」
 にこやかな笑みのまま述べる。
「絶対にね」
「そうか。じゃあその前祝いに」
「バトルファイトの終わりに」
 二人はそれぞれ言う。
「今日はハカランダ貸切でパーティーだよ。皆俺の料理思う存分楽しんでよ」
「お酒もよね」
 栞も笑顔になっていた。
「やっぱり」
「あっ、俺お酒は」
 上條がここでふと述べる。彼は未成年なのだ。
「ジュースも用意してあるよ」
 虎太郎が彼に対して言う。
「だから安心していいよ」
「すいません」
 上條はその言葉を聞いて顔を綻ばせる。
「それじゃあ」
「ああ、これからも長いだろうけれど」
 剣崎は言う。
「今はな」
「皆で」
 再び戻った剣崎は今は勝利と帰還、再会を祝っていた。運命を変えた男の次の戦いは既にはじまろうとしている。しかし今は。仲間達との再開を楽しむのであった。


仮面ライダー剣  悲しみが終わる場所   完


                         2007・2・21

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