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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第三百三十九話 アポカリプス その1
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なにしろ、その生命体は、人間の姿をしており、簡単に説明すると、小柄な少女といったほうがわかりやすいかもしれない。
SPPGSのメンバーの1人が突然、奇声を上げる。
他のSPPGSのメンバー達が危険を察知したときにはもう、遅かった。
奇声を上げたSPPGSのメンバーは、そのまま、宮本テツヤに姿を変え、宮本テツヤ本人に襲いかかる。
二人の宮本テツヤが争う、しかし、それによって、他のSPPGSのメンバーたちは、どちらが本当の宮本テツヤであるか、わからなくなってしまう。
そう、なぜなら、今、存在する二人の宮本テツヤは、共に爆炎の断罪剣・グレンセイバーを所有していたからだ。
そして、戦闘能力もほぼ同じ。
宮本テツヤは急遽起きたアクシデントに対して、他のSPPGSのメンバーたちに命令する。
「今すぐ、偽物ごと、私を殺すんだ!」
しかし、遅かった。
偽物の宮本テツヤはそのまま、爆炎の断罪剣グレンセイバーからパブリックフレイムを放ち、SPPGSのメンバー達を一瞬で焼死させる。
宮本テツヤは、姿・形・能力を自分そっくりに変えた敵に対して、結論を言い放つ。
「そうか、君は日本に潜入した『K国』が軍事利用していたパブリックモンスターの、最後の生き残りだな?」
「正解、俺のコードネームはピョヌァ、『K国』の言葉でピョヌァは変化の意味を持つ...」「君の目的はなんだ?この内核に潜む生命体との交渉に成功すれば、人類は滅亡せずに済むんだぞ!なぜ我々の邪魔をする?」
「お前、バカだろ?」
「どういう意味だ?」
「人類の終末なんて、パブリックブレイク現象が発生する前から、決まってただろうが、環境汚染に、戦争、自ら滅亡に向かっているのは、今も昔も同じだろ?」
「君の言っていることは正しい、でも、君にだって守りたいものがあるはずだ!君は我々の計画を邪魔することが、結果的に、君の大事なものを傷つけることになることが理解できないのか?」
「守りたいもの?大事なもの?あったさ!俺には共に任務でこの国に潜入した、戦友たちがいた!でも、もうみんな死んじまった!ファヨムも!カルも!チュンシクも!もう、俺には守るものも大事なものもなにもない!だから、壊してやる!どうせ、パブリックブレイク現象がなくても、人類は自らの手で滅ぶはずだったんだ!なら、俺の手で全部、壊してやる?俺たちを人間扱いしない祖国を!お前たちの国を!この世界を?ぶっ壊す?」
「イカれているな...」
「イカれてんのは、世界の方だろ...?」
「悪いが、これ以上、君に私の計画を邪魔させるわけにはいかない、死んでもらう?」
爆炎の断罪剣・グレンセイバーを手に持った二人の宮本テツヤが激突する。
実力は、ほぼ互角。
お互い一歩も引かない、切り合いの応酬に、二人は長期戦を確信する。
しかし、バトルフィー
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