そのK
[1/3]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
江戸川コナン
「名探偵コナンの早期打ち切りを阻んだ邪悪な怪物だーれだ」
我妻善逸
「いきなり何言ってるの?」
ミカ
「何時まで経っても工藤新一に戻らない自分自身への怒りが、大分拗れてきたな?」
中原ミズキ
「と言うか、コナン君が言っている怪物って誰よ?」
我妻善逸
「それは、2023年6月2日に公開された映画『怪物』の事じゃないですかね?」
中原ミズキ
「その怪物とか言う映画に登場する怪物って何者よ?」
我妻善逸
「人類の本性」
中原ミズキ
「何それ?」
ミカ
「映画『怪物』のあらすじはな、大きな湖のある郊外の町が舞台でな、ある日起こった子供同士の喧嘩が発端だったんだが、その関係者達の主張や証言がどれも食い違う事が切っ掛けでどんどん大事になっていくそうだ」
我妻善逸
「んで、ある嵐の朝、子供達は忽然と姿を消す……って話だとよ」
中原ミズキ
「……何?……この映画……」
ミカ
「怪物を指す英語の『モンスター』は『警告』を意味するラテン語が語源だと言うしな。正直な、『大人になった』が悪口扱いされる日が来るんじゃないかと冷や冷やする」
我妻善逸
「人々が自分の信じたい情報だけ信じ、都合の悪い情報は排除しがちな傾向を助長するのが、ネットの普及だろうね」
中原ミズキ
「怖い物観たさで観る映画って感じなのね?」
江戸川コナン
「映画『怪物』の公開を今年のゴールデンウィーク終了後にした邪悪な怪物だーれだ」
ミカ
「……拗れてるなぁ」
我妻善逸
「それはカンヌ国際映画祭のせいだろう。怪物は脚本賞とクィア・パルム賞を取って弾みをつけたからな……ん?」
中原ミズキ
「どうしたの?」
我妻善逸
「ちょっと待て!黒鉄の魚影は怪物にも抜かれたのか!?」
江戸川コナン
「映画『怪物』の公開を今年のゴールデンウィーク終了後にした邪悪な怪物だーれだ」
我妻善逸(汚い高音)
「答えろぉー!怪物が東宝系だから良かったもののおぉー!」
リンク
「ガノンだ!」
キング・ク・ルール
「俺様だ!」
我妻善逸
「何々!?何の騒ぎ!?」
竈門炭治郎
「すまんな。ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーが物凄く売れちゃったから、更に任天堂系ゲームの映画が製作されたら誰がラスボスを務めるんだろうって話になったら……こうなった」
リンク
「ガノンだ!」
キング・ク・ルール
「俺様だ!」
錦木千束
「盛り上がってますねぇ」
キング・ク・ルール
「大体、ゼルダの伝説は長過ぎるんだよ!」
リンク
「何ぃ」
キング・ク・ルール
「最新作のティアーズオブザキングダムなん
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ