第155話
[9/15]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
倒れた。
「予想はできていたけど、私達が戦闘するまでもなく、セリカさん達が一瞬で制圧してしまったわね……」
「ふふっ、まさに言葉通り”瞬殺”でしたね。」
「……?二人とも……まだ死んでいないから……”瞬殺”……じゃ……ない……」
一瞬で二人を無力化したセリカとサティアを目にしたエオリアは苦笑し、静かな笑みを浮かべて呟いたリタにナベリウスは首を傾げながら指摘した。
「おのれ、おのれ、おのれ……!何故こんな想定外だらけによる”黄昏”になったのだ!?こうなったのも本来の計画よりも2年も早く”巨イナル黄昏”を始める事を決めたドライケルスが原因だ!」
「内戦後メンフィルがエレボニアとの開戦を決断しなければ、やはりオズボーン宰相は”本来の歴史通りの2年後”に”黄昏”を始めるつもりだったようね。」
「そもそもの話、内戦の際にメンフィルに対する国際問題を起こした時点で既に彼らの計画は破綻していたと思うのですが。」
「ま、あんた達が敵に回した相手が悪過ぎた事を理解できなかったのが、あんた達の敗因やろうな。――――――セリカさん、手間をかけさせてしまった申し訳ありませんけど、アルベリヒの”浄化”も頼んでもいいですか?恐らくですがアルベリヒには聖痕を上乗せしたとしても、俺では浄化できへんでしょうから。」
首と胴体だけになったアルベリヒは表情を歪めて叫び、アルベリヒの叫びを聞いて真剣な表情で呟いたルフィナにリースは静かな表情で指摘し、アルベリヒを見つめて淡々と答えたケビンはセリカに視線を向けてある事を依頼し
「元よりそのつもりだ。――――――エクリア。」
「はい。――――――みんな、セリカ様に私達の力を!」
「ええ!」
「はい!」
「は〜い!」
「うむ!」
「わかったわ!」
ケビンの頼みに頷いたセリカはエクリアに視線を向け、視線を向けられたエクリアはマリーニャ、シュリ、サリア、レシェンテ、エオリアに号令をかけてマリーニャ達にセリカへの祈りを捧げた。すると祈りによってセリカの魔剣にエクリア達の魔力が込められ始め、セリカが魔剣を構えると魔剣には聖なる霊力による炎が宿った。
「な、なんだ……その”焔”は……!?」
「そういえば貴様は先程、”真の神の力”等とほざいていたようだが……”俺にとってはそんな事はどうでもいい。”」
(フ……冥途の土産に見せてやれだの、セリカ!真の力とはどういうものかを!)
セリカの魔剣に宿る聖なる炎――――――”聖なる裁きの炎”を目にしたアルベリヒが本能的に危険を感じている中セリカは静かな表情で呟き、ハイシェラが不敵な笑みを浮かべてセリカを煽ったその時セリカは聖なる炎を宿した魔剣を振るって首と胴体だけ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ