第155話
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のアルベリヒ”と”銅のゲオルグ”に近づいて対峙した。
「き、貴様は……!」
「……”嵐の剣神”か。そちらが圧倒的優勢の状況でありながら、よりにもよって連合の使い手達の中でも”最強”と思われる人物を僕達の抹殺の為に投入するなんて、徹底しているね。」
「”黄昏”の為に遥か昔から力を蓄え、各国・組織の影で暗躍し続けたあんた達の事やから、クロイス家のお嬢さんの時のように肝心の”黄昏”時に想定外の出来事が続いた挙句追い詰められた状況に陥ったら何を仕出かすかわからんかったからな。念には念を入れさせてもらったって訳や。」
「エイドス様に”至宝”を託された一族でありながら、己の野望の為に”至宝”を利用して歪められし”至宝”に変えた挙句、その歪められし”至宝”の下僕へと堕ちたその罪、今こそその身と魂をもって償ってもらいます。」
「連合の手配によって転位による逃亡を封じられ、そして地上・空共に連合に包囲された貴方達の逃げ場はどこにもないわ。覚悟する事ね、外法!」
セリカを目にしたアルベリヒは顔色を悪くし、ゲオルグは苦々し気な表情でケビン達に指摘し、ゲオルグの指摘に対してケビンは冷酷な笑みを浮かべて答え、リースとルフィナは真剣な表情でアルベリヒ達に対する宣言をした。
「黙れ、黙れ、黙れ――――――ッ!女神の”犬”風情が絶対的な力の持ち主にして真の”神”を理解――――――」
そしてアルベリヒが怒りの表情で声を上げてケビン達を睨んで指摘しかけたその時
「黙るのは貴様の方だ――――――沙綾身妖舞!!」
「ぁ――――――」
「――――――!!??」
セリカが一部の自身の”使徒”達を除いたその場にいる全員が認識すらできないまさに神速の速さ”でアルベリヒに強襲、そして背後に控えているゾア=バロールごとアルベリヒに連続斬撃を叩き込んで一瞬でアルベリヒ達の背後へと駆け抜けるとゾア=バロールはバラバラになり、アルベリヒの四肢は大量の血を噴出しながら斬られて地面に落ち、四肢を失った胴体ごと地面に落ちたアルベリヒは自身の状態が一瞬理解できなかったのか呆けた声を出した。
「アルベリヒ!?」
「これで決めるわ――――――桜花無双撃!!」
「しまっ――――――うあっ!?」
アルベリヒの惨状を目にしたゲオルグが驚いたその時サティアがゲオルグに詰め寄って棒による連携攻撃を叩き込み、サティアが放ったクラフトをまともに受けてしまったゲオルグは大ダメージを受けた後吹っ飛ばされて壁に叩きつけられ
「まさか……”相克”の為の”闘争”すらさせてもらえず……無力化されるなんてね………ハハ………これも”報い”……なんだろう……ね………」
壁に叩きつけられたゲオルグは寂しげな笑みを浮かべながら気絶し、地面に
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