第155話
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ものだから、”巨イナル黄昏の呪いによる強制力”の一つでもある”相克”対策のあの腕輪も効果を発揮しているようね。」
クロウは不敵な笑みを浮かべてエステル達を通じてエイドスからもらった”相克”対策の為の腕輪に視線を向け、クロウの言葉を聞いて察しがついたアリサは声を上げ、エマは真剣な表情で声を上げ、セリーヌは納得した様子で呟いた。
「俺が時間を稼ぐ!その間に皇太子殿下はトワ達の状態を回復してくれ!」
「わかりました!エニグマ駆動―――――」
クロウの指示に頷いたセドリックはオーブメントの駆動を開始し、クロウはクレア少佐に攻撃を仕掛けた。
「そこだっ!!」
「!もう一度!妨害せよ――――――フリーズジェイル!!」
クロウが双銃で放った掃射攻撃――――――クイックバーストを回避したクレア少佐は再び”力”を発動したが相克対策の為の空の女神の霊力によって形成されている腕輪を身に着けているクロウには効かなかった。
「無駄だっ!これは今までのお返しだ――――――オオオォォォッ!!」
「く……っ!?」
反撃にクロウは魔眼を発動させるクラフト―――――アイ・オブ・バロールを発動してクレア少佐の動きを封じ込め
「裁きを――――――喰らえっ!!」
続けて双銃に溜め込んだエネルギーを解き放つクラフト―――――ネメシスバレットをクレア少佐目掛けて放った。
「レディエーション・デバイス、バリア展開!!」
クレア少佐にクロウが放った収束したエネルギー弾が襲い掛かったその時クレア少佐が声を上げると、ステルス機能で姿を隠していた特殊な浮遊デバイスがクレア少佐の声に反応した後クレア少佐の周囲に導力エネルギーによる障壁を展開してクロウが放ったクラフトを防いだ。
「コンセントレートアタックスタート!」
クロウの攻撃を防いだクレア少佐は続けて自身の周囲に浮遊している特殊デバイスと共にクロウ目掛けて集中射撃を開始した。
「チッ……!」
クレア少佐の集中射撃に対してクロウは回避や防御行動に専念し始めた。
「―――――レキュリア!!」
「ありがと〜、皇太子殿下〜!よーし、ここから一気に決めるよ〜!ファーちゃん、力を貸して!」
一方その頃セドリックが発動した状態異常回復アーツによってクレア少佐が発動した”力”によって動きが制限された状態をトワ達と共に回復してもらったミリアムはオーバルギアに搭載されている自動浮遊射撃機――――――ファンネルを展開した後クレア少佐目掛けて突撃した。するとファンネルはクレア少佐目掛けて導力エネルギーによる射撃を行い
「!迎撃を!」
ファンネルの攻撃を回避したクレア少佐は自身の周囲に浮遊しているデバイスに指示をし、ファンネルに対す
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