第155話
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力”が圧倒的な彼らの連携を防ぐ為にも、今までの戦いのように三組に分かれての各個撃破を狙いなさい!」
「わかった!――――――エステル、猟兵王の対処をフェミリンスさんに頼んでもいいか!?」
「いいわよ!という訳でよろしく、フェミリンス!」
「――――――いいでしょう。」
「当然俺も猟兵王の対処をする。――――――それがヴァイスハイト皇帝との”契約”の一つだからな。リリカ、お前は俺の援護だ。フルーレティとユリーシャ、フィアは猟兵王の取り巻きの二人の対処をするエステル達に加勢しろ。」
「はい、援護は任せて下さい、ジェダル!」
「ふふっ、さっさと終わらせてそっちを手伝ってあげるね。」
「了解しました!ご武運を、我が主!」
「わかった!気を付けてね、ジェダル、リリカ!」
ルファディエルの助言を受けたロイドはエステルにある頼みをし、ロイドの頼みに頷いたエステルはフェミリンスに指示をし、エステルの指示にフェミリンスが頷くとジェダルがフェミリンスと共にルトガーの相手をすることを申し出た後リリカ達にそれぞれ指示を出し、リリカ達はその指示にそれぞれ頷いた。
「ロイド、俺もオッサンの対処をするから悪ぃがシャーリィ達の対処を任せてもいいか?」
「ランディ先輩!?一体どうして……」
「……もしかして”赤の戦鬼”の時のような”けじめ”をつける為かしら?」
更にランディがルトガーの対処をすることを申し出るとユウナは驚き、察しがついたエリィは静かな表情でランディに確認した。
「別にそんなんじゃねぇよ。……本来オッサンと決着すべきだった”妖精”と同じかつての猟兵かつ団長の子供として、せめて”妖精”の代わりにオッサンに引導を渡してやるだけだ。」
「ランディ先輩……」
「……わかった。だけど、無茶だけはするなよ!?」
ランディの話を聞いたノエルが複雑そうな表情を浮かべている中ロイドはランディの判断に同意した後忠告し
「ハッ、フェミリンスの姐さんやオッサン相手にタイマンで互角以上にやり合ったジェダルもいるんだから、無茶をするつもりは最初からねぇよ!――――――オオオオオオオォォォォッ!行くぜ、エルンスト!」
「あいよっ!”戦鬼”の次は”王”を喰らう死闘だなんて、さすがはあたいが見込んだ”契約者”だよ、ランディ!」
ロイドの忠告に対して苦笑しながら答えたランディは戦場の叫び(ウォークライ)を発動して全身に凄まじい闘気を纏った後エルンストに声をかけ、声をかけられたエルンストは不敵な笑みを浮かべた。そしてロイド達はそれぞれ二手に分かれてシャーリィとレオニダスとの戦闘を開始し
「クク……正真正銘最後の大勝負か。お前らが相手なら文句ねぇ――――――
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