第155話
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ろうと制圧する――――――それだけだ。」
決意の表情を浮かべたロイドは自身の得物であるトンファーをルトガー達に向け、ロイドに続くようにエステルも決意の表情で棒を、ジェダルは静かな表情で呟いて大剣を構えると仲間達もそれぞれの武装を構えた。
「クク、それでいい――――――それじゃあさっそく始めるか!」
「団長への忠誠の為、先に逝ったゼノの為にも俺の”全て”を出しつくして貴様らを葬る!」
「アハハ、本当の意味での”最終決戦”……”碧の大樹”でリーシャ達とやり合った時よりワクワクしてきたよ!」
ロイド達の様子を見て満足げな笑みを浮かべたルトガーが武装を構えるとルトガーに続くようにレオニダスとシャーリィもそれぞれの武装を構え
「「オオオオオオオォォォォ――――――ッ!!」」
「ハアアアアァァァァァ――――――ッ!!」
更に三人はそれぞれの戦場の叫び(ウォークライ)を発動して全身に凄まじい闘気を纏った。
「戦場の叫び(ウォークライ)……!」
「!いや、”ウォークライ(それ)だけじゃない”……!」
全身に凄まじい闘気を纏ったルトガー達を目にしたリーシャは警戒の表情で声を上げ、ルトガー達を目にして何かに気づいたヨシュアが真剣な表情で声を上げるとルトガー達の足元から漆黒の瘴気が現れた。
「あの禍々しい力は一体………」
「へぇ?どうやらこの要塞自身と連動して要塞の力も纏っているみたいだね。」
「ええっ!?元々強いのに、そこに2重の強化状態が付与されるなんて反則だよ〜!」
ルトガー達の足元から現れた黒い瘴気を目にしたユリーシャが厳しい表情を浮かべている中ルトガー達と黒い瘴気の関係を察して興味ありげな表情で答えたフルーレティの分析を聞いたフィアは驚いた後疲れた表情で呟き
「ハハ、こっちはたった3人で見ての通りゼクトールは戦えない状態だからこのくらいのアドバンテージは当たり前だぜ?だから、そっちも戦力を出し渋る必要なんてないぜ。」
「貴方達相手に戦力を出し渋るつもりなんて最初からないさ。――――――頼む、ルファ姉、ギレゼル!」
「お願い――――――メヒーシャ!!」
「お願いします――――――ラグタス、ラテンニール!!」
「出番だぜ――――――エルンスト!!」
「来て――――――パズモ、永恒、テトリ、ニル!!」
ルトガーの言葉に対して疲れた表情で答えたロイドは自身が契約している異種族――――――力天使ルファディエルと悪魔ギレゼルを召喚し、ロイドに続くようにエリィ、ティオ、ランディ、エステルもそれぞれが契約している異種族達を召喚した。
「ロイド、幾らこちらの人数が圧倒的とはいえ、相手は”個の力”が圧倒的な最高クラスの猟兵達よ。”個の
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