第三幕その一
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第三幕 通天閣と大阪城
リンキティンク王は皆を周りに色々なお店がある鉄筋とガラスの塔に案内しました、そうしてです。
そのうえで、です。皆に下に広がる街並みを観ながらお話しました。
「この塔もよいであろう」
「通天閣ーーですーーね」
チクタクが応えました。
「このーー塔ーーは」
「うむ、外の世界にもあるそうじゃが」
「オズの国ーーにもーーですーーね」
「この通りあってな」
そうしてというのです。
「そしてじゃ」
「そのうえでーーですーーか」
「景色を楽しめて」
「中のお店もーーですーーね」
「楽しめる、そうなっておる」
「ここもいいね」
魔法使いは街並みを眺めつつ笑顔で言いました。
「高いだけでなく親しみやすい場所だね」
「そうであろう」
「うん、リンキティンク王がお気に入りになるのもね」
このこともというのです。
「当然だよ」
「そうであろう」
「ここの下にも美味しいお店が一杯あるんですよね」
ボボ王子はにこりと笑ってお話しました。
「串カツもそうで」
「いや、この街本当に串カツ好きだね」
カエルマンは王子のお話に思わず笑って言いました。
「何かと」
「名物でしかも美味しいからね」
「だからだね」
「串カツのお店も多いよ」
実際にというのです。
「こちらはね」
「そういうことだね」
「牛肉や豚肉や鶏肉だけじゃなくて」
「魚介類やお野菜もね」
こういったものもというのです。
「揚げるよ」
「それが串カツだね」
「そうなんだ」
「その串カツのお店もあって」
クッキーは笑顔でお話しました。
「お好み焼きのお店もありますね」
「ほっほっほ、その通りじゃ」
笑顔で、です。リンキティンク王はクッキーに答えました。
「この街にはな」
「それも沢山」
「人も多いからのう」
「お店も沢山必要ですね」
「駆使奴もお好み焼きもな」
どちらを出すお店もというのです。
「そうじゃ」
「そういうことですね」
「そうじゃ、ではな」
「通天閣の後はですね」
「お好み焼きじゃ」
笑顔でこう言ってでした。
リンキティンク王は王様を通天閣の後はお好み焼き屋さんに紹介しました、そうして和風でテーブルに鉄板があるお店で、です。
お好み焼きやモダン焼きを焼いて焼きそばも注文して食べます、アン王女はここでアルコールは入っていませんが酔えるオズの国の子供ヨビールを飲んで、です。
そうしてです、笑顔で言いました。
「いやあ、お好み焼きとね」
「ビールは合うのう」
「串カツもだけれど」
「お好み焼きもじゃな」
「ビールによく合っていて」
大きなジョッキに入ったそれを飲みつつ言います。
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