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X ーthe another storyー
第二十話 外力その十三

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「僕は今はそうしたこともです」
「楽しまれていますか」
「はい、では僕も」
「ゲームをされるんですね」
「僕は今六作目をしていまして」
「そちらですか」
「こちらも面白いんですよね」
 ??に笑顔で話した。
「??君がしている四作目もいいですが」
「六作目もですね」
「好きでして」 
 それでというのだ。
「キャラクターを徹底的に育てて」
「楽しまれていますか」
「はい」
 まさにというのだ。
「時間もかけて」
「では僕も」
 ??は遊人の話を受けて言った。
「今やっている四作目が終わりましたら」
「六作目をですね」
「楽しみます」
「そうするといいです」
「そうですね、一作目も二作目もしましたし」
 それでというのだ。
「三作目も楽しみましたし」
「どの作品もクリアしていますね」
「しました」
 はっきりとした返事だった。
「そうでした」
「ではです」
「四作目もクリアして」
「そしてです」
 そのうえでとだ、??に告げた。
「六作目もです」
「五作目もですね」
「そうそう、忘れてはいけないですね」
 遊人は明るく笑って応えた。
「そちらもです」
「楽しみます」
「そうして下さい」
「それでは」
 こうした話もしてだった。
 二人はそれぞれゲームを楽しんだ、だが颯姫は夢の中で牙暁からその話を聞いて表情を買えなかったがそれでも言った。
「私もそのゲームしてみようかしら」
「そうするんだね」
「ええ、そしてね」
 自分の前にいる牙暁に話した。
「遊人さんとお話をするわ」
「そのゲームのことで」
「そうするわ。これまでゲームは」
 ファミコンやスーパーファミコンはというのだ。
「下らないと思って」
「してこなかったんだね」
「小さな子供のおもちゃにしか見えなかったから」
 颯姫としてはだ。
「だからね」
「そうだったんだね」
「ええ、けれどね」
 それがというのだ。
「今はね」
「考えが違うね」
「遊人さんがするのなら」
 それならというのだ。
「私もね」
「してみて」
「そしてね」
 そのうえでというのだ。
「ゲームのことでお話をね」
「して」
「楽しみたいわ」
「いいことだよ思うよ」
 牙暁は颯姫に微笑んで答えた。
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