暁 〜小説投稿サイト〜
X ーthe another storyー
第二十話 外力その十二

[8]前話 [2]次話
「今から見ると何でもない様なゲーム多くて」
「ああ、画面も音楽もな」
「かなり古いっていうかね」
「技術的にな」
「そんなゲームだけれど」
 それでもとだ、??はクラスメイトに微笑んで話した。
「それでもね」
「ファミコンのゲームもな」
 同級生も同意して応えた。
「面白いよな」
「そうだね、やってみたら」
「ああ、それでそのゲームをか」
「今やっていて」
「クリアーするんだな」
「そうするよ」
 クラスメイトに微笑んで話した。
「遂に第五章まできたし」
「ここから本番だしな」
「うん、これからもね」
「頑張れよ」
「有り難う、それじゃあね」
「これからだな」
「古本屋に行って来るよ」
 こう言ってだった。
 ??はクラスメイトと別れてそのうえで古本屋に行ってそのゲームの攻略本を見付けて買ってそのうえでだった。
 読んでみてそれを参考にゲームをして夜に遊人に電話で話した。
「買って読んでみました」
「面白いですね」
「はい」
 遊人にも微笑んで話せた。
「それだけでも」
「攻略本はそこもいいんです」
「ゲームの攻略に役立ってくれて」
「そして読んでもです」 
 ただそうしてもというのだ。
「面白いです」
「だからいいんですね」
「はい、ですから」
 遊人はさらに話した。
「これからもです」
「ゲームの攻略本もですね」
「読まれて下さい」
 是非にというのだ。
「どうぞ」
「そうしていきます」
「実は僕もゲームをしていまして」
「攻略本を買われていますか」
「はい」
 実際にというのだ。
「そうしています」
「そうですか」
「これからもです」
「買われますか」
「まあ世界が滅んだら買えないですがね」 
 遊人はこのことは笑って話した。
「僕達は」
「そうですね、人間の世界がそうなったら」
「もうです」 
 その時はというのだ。
「残念ですが」
「そうなりますね」
「ですが」
 それでもというのだった。
「それまでも間は」
「楽しめばいいですね」
「人間が滅ぶのも流れです」
 ??に笑ってこうも言った。
「その流れに身を任せることもです」
「いいですか」
「はい、滅びるなら滅びるで」
 そしてというのだ。
「残るならです」
「残りますか」
「そうしたものということで」 
 こう考えてというのだ。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ